12月−2,359,659トン(3.6%)
・1月からの配合飼料価格の引き上げを前に増加。
・自主的な生産調整が見られるブロイラー用を除く全畜種で前年同月を上回る。
1月−877,721トン(▲13.3%)
・引き続き中国産11,370トンの輸入があったものの、輸入量の大半を占め
る米国産が前年同月を13.2%下回る。
1月の輸入価格−19,030円/トン(▲6.2%)
・9年4月以降前年同月を下回って推移。
・副原料の大豆油かす、魚粉は前年同月を1割以上上回って推移。
11月の配合飼料工場渡価格(全畜種加重平均)−38,756円/トン
(▲3.9%)
・引き続き前月より値を下げ、5カ月連続して前年同月を下回る。
とうもろこしの配合割合の変化
とうもろこしの配合割合をその割合の高い養鶏用(育すう・成鶏用、ブロイラ
ー用)について見ると、季節性が見られる。
わずかな変化ではあるが、12月から2月には配合割合が高くなり、逆に6月
から8月には低くなる傾向にある。
要因としては、飼料原料の需給事情に加え、エネルギー必要量の季節変化への
対応等があげられる。冬場は寒さに対応するため高カロリーとなるようとうもろ
こしの配合割合が高くなる。
他の畜種でこの季節性がほとんど見られないのは、鶏ほど季節的な変化を受け
ないためとされている。
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