4 〜 6 月−636,453トン(▲1.6%)
・ 4 〜 6 月の各月とも、前年同月を下回ったもののわずかな減少にとどまる。
・今後の生産指標となる 9 月のえ付け羽数は9,207千羽(▲3.8%)。
9 月−8,990トン(▲1.3%、殻付き換算)
・業務・加工用需要の不振等から、前年同月をわずかに下回る。
9月−192円/kg(▲11.5%、東京・M)
・引き続き前年同月を下回るものの、外食や特売需要等の増加から、前月に比べ
大幅に上昇。
・標準取引価格193.58円/kgで、補てんはなし。
10月−181円/kg(▲17.4%)
・引き続き、前年同月を大幅に下回る。
・標準取引価格174.14円/kgで、補てんはなし。
9 年度の家計消費割合、わずかに減少
鶏卵の9年度の家計消費割合は、前年度をわずかに下回る52.7%(▲1.1%)と
なった。(畜産局推計)
9年度の 1 日・ 1 人当たり消費量は、55.4g(0.0%)。これは、M玉 1 個程
度の消費量である。うち家計消費29.2g(▲1.0%)、業務・加工用26.2g(1.2%)
であり、業務・加工用の消費割合は47.3%(1.2%)であった。
月毎に見ると、1人当たり家計消費量は、 9 年 8 月以降減少傾向にあり、9
年度計は10,638g(▲1.0%)、また、10年度累計(4〜9月)では、5,136g(▲
2.2%)。
鶏卵は物価の優等生と言われ、家計消費量も長期間横這いを続けているが、食
中毒報道や景気低迷の影響を受け減少しているものと思われる。
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