11月−8,106トン (▲14.9%)
・生産量の減少等から、 前年同月を下回る。
・今後の生産指標となる11月の採卵用めすのひなえ付け羽数は、7,964千羽
(▲4.0%) と9、 10月と増加の後、 再び前年同月を下回る。
11月の輸入量−7,895トン (▲13.7%、 殻付き換算)
・円安の影響や加工需要の減少等から、 9年度累計では8.5%減。
・マヨネーズ等の原料となる卵黄 (粉以外) の9年度累計は13.9%減。
11月−217円/kg (▲0.9%、 東京・M)
・年末に向けての業務・加工向け手当てが振るわなかったこと等から、 前年同月
を下回る。
・11月の標準取引価格は205.48円/kg、鶏卵価格安定対策事業による補
てんは4カ月連続してなし。
鶏卵卸売価格、 1カ月間横ばい
鶏卵の卸売価格 (東京・M) が秋以降ほぼ横ばいで推移した。
通常、 年末にかけては、 クリスマスケーキの手当て等から最需要期となるが、
今年は11月26日に219円/kgとなって以降、 12月26日の止め市まで
保合が続いた。
この時期に値動きがなかったのは、 異例。
家計消費が9年8月以降前年同月を下回っている他、 業務・加工向け需要が極
端に不振となっているなど、 消費の冷え込みが要因とみられる。
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