4 〜 6 月−636,453トン(▲1.6%)
・ 4 〜 6 月の各月とも、前年同月を下回ったもののわずかな減少にとどまる。
・今後の生産指標となる 8 月のえ付け羽数は7,349千羽(▲2.6%)。
8 月−6,321トン(▲27.2%、殻付き換算)
・業務用需要の不振等から、液卵等が大幅に減少。
8月−134円/kg(▲23.0%、東京・M)
・減産や 7 月〜 8 月の全国液卵公社による買い入れ等から、中間以降、徐々に
値を上げたが、平均では引き続き前年同月を大幅に下回る。
・標準取引価格141.52円/kgで、補てん(30円/kg)実施。
9月−192円/kg(▲11.5%)
・外食、特売需要等の増加から、徐々に値を上げ、中旬以降は200円/kgを上回る。
・標準取引価格193.58円/kgで、補てんはなし。
10年度生産量はわずかに減少の見込み
9月17日、全国鶏卵需給調整会議(主催:農林水産省畜産局)が開催された。
10年度の生産見通しは、2,534,143トン(▲1.4%)と前年度をわずかに下回り、
地域別では、シェアの低い北陸、近畿以外の地域で下回る見込み。
生産量は減少傾向にあるものの、卸売価格は10年4〜9月平均で149円(▲19.
6%)と前年度を大幅に下回っている。関係団体からは、今回の低卵価は、過剰生
産よりも、需要の減少に問題があり、価格の回復には、年間250万トン以下に生産
を抑制していく必要があるとの意見も出された。
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