4 〜 6 月−636,453トン(▲1.6%)
・ 4 〜 6 月の各月とも、前年同月を下回ったもののわずかな減少にとどまる。
・今後の生産指標となる 7 月のえ付け羽数は7,788千羽(▲4.0%)。
7 月−9,224トン(5.6%、殻付き換算)
・粉卵が増加し、 2 カ月ぶりに前年同月を上回る。
7月−128円/kg(▲23.8%、東京・M)
・需要の低迷等から、引き続き前年同月を大幅に下回る。
・標準取引価格131.05円/kgで、補てん(39円/kg)実施。
8月−134円/kg(▲23.0%)
・中旬以降、減産や消費の緩やかな回復等から、上昇したものの、引き続き前年
同月を大幅に下回る。
・標準取引価格141.52円/kgで、補てん(30円/kg)実施。
鶏卵の小売価格と卸売価格の動き
一般に、畜産物の流通は単純ではないので、卸売価格の変動が小売価格に反映
するまでには時間がかかったり、変動の幅が途中で吸収され、小さくなることが
多い。
鶏卵の場合、生産から消費までの形状が変わらず、流通が単純で短いこと等か
ら、卸売価格と小売価格はほぼ同じような動きを示している。
卸売価格の低迷を反映し、7月の小売価格は250円/kg(▲12.6%)と近年では、
7 年 8 月の253円/kgを下回る低い水準となっている。
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