飼 料

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◇図1:配合飼料の生産量◇

4月− 2,070,403トン(2.3%)

・2カ月連続で前年同月を上回る。
・養鶏用は、成鶏用、ブロイラー用ともにわずかに増加。
・養豚用は、肉豚用が前年同月を5.3%上回るなど全体では2.3%増加。
・乳牛用、肉牛用はともに4.0%上回る。


◇図2:とうもろこしの輸入価格◇

5月の輸入価格−13,602円/トン(▲25.7%)

・シカゴ相場が引き続き低水準で推移していること等から、前年同月を大幅に下
 回る。

5月の輸入量−879,305トン(▲2.6%)

・米国産は13カ月ぶりに前年同月を上回る。
・アルゼンチン産、中国産は大幅に減少。


◇図3:配合飼料の価格動向◇

3月− 34,561円/トン(▲13.6%)

・1〜3月期の配合飼料価格の切り下げ等から、12カ月連続で前年同月を下回る。


トピックス

配合飼料価格、据置き


◇図4:とうもろこしと副原料の輸入価格(CIF)◇

 全農は11年7〜9月期の配合飼料供給価格について、据置くことを決定した(6
月18日)。

 背景には、@米国のとうもろこしの作付けが順調に進展し、シカゴ相場が低水
準で安定して推移していること、A副原料の大豆油かす等の価格が低水準で推移
していること、A為替はやや円安基調で推移しているものの現行水準の展開が予
想されること等がある。

 これにより当該四半期の価格が、直前1年間の平均価格を下回ることから、引
き続き配合飼料価格安定制度による補てんは行われない。

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