4〜6月−634,424トン(▲0.9%)
・引き続き、減少傾向にあり、前年同期をわずかに下回る。
・今後の生産指標となる9月のえ付け羽数は9,475千羽(2.9%)と4カ月連続で前
年同月を上回る。農林水産省統計情報部のひな出荷見通しでは、前年同月比で、
11年10月1%、11月6%、12月は▲3%。(10月上旬聞き取り)
9月−9,938トン(10.5%、殻付き換算)
・円高等の影響もあり2カ月連続で前年同月をかなり上回る。
9月−220円/kg(14.6%)
・外食需要の増加等から、引き続き大幅に上回る。
・標準取引価格211.63円/kgで、補てんはなし。
10月−205円/kg(13.3%)
・特売需要が増加したこと等から、引き続き前年同月をかなり上回る
・標準取引価格189.71円/kgで、補てんはなし。
鶏卵の先物取引スタート
表 鶏卵先物取引要網(抜粋)
資料:中部商品取引所
11月1日、中部商品取引所で鶏卵の先物取引がスタートした。鶏卵の価格は需
給動向を反映した周期的な変動が大きい。生産、流通、実需等の当業者の参加を
促し、価格の平準化に寄与することを目指す。鶏卵の先物取引は、当事者が商品
についてあらかじめ約定する価格と将来の一定時期における現実の当該商品の価
格の差に基づいて算出される金銭の授受を約する「現金決済取引」で行われる。
初日の出来高は12,630枚(1枚は5,000kg)、前場1節の初値は期近12月物が247
円80銭/kg、終値は243円80銭/kgとなり、現物相場に比べ高値で推移した。11
月9日の出来高は14,269枚、終値(期近12月物)は225円30銭/kg。相場は波乱含
みであるが、今後は徐々に安定していくと思われる。
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