2 月−72,902トン(0.9%)
・前年同月をわずかに上回る。10年度累計では、0.1%減。
・と畜頭数は、1,360千頭(0.2%)。
・平均枝肉重量(全国平均)は、76.6kg/頭(0.7%)と4カ月連続で前年同月を
上回る。
肉豚生産出荷予測
資料:農林水産省畜産局「肉豚生産出荷予測」(平成11年3月31日公表)
2 月−37,870トン(40.4%)
・ 5 カ月連続で前年同月を大幅に上回って推移。
・冷蔵品は、10,940トン(13.0%)と10年 3 月以来連続して 1 万トンを越えて推
移。10年度累計では15.8%増。
・冷凍品は、26,927トン(55.7%)と 5 カ月連続で、年度後半で低調だった前年
を大幅に上回る。
輸入見込数量(事業団調べ)
2月米国産−11,715トン(20.6%)
・冷蔵品は、7,279トン(0.0%)と前年同月並み。累計では6.8%増。
・冷凍品は、4,433トン(81.9%)と、6カ月連続で前年同月を上回る。累計では
16.2%増。
2月デンマーク産−8,118トン(69.0%)
・ 2 カ月連続で 1 万トンを割る。累計では13.7%減。
・冷凍品全体に占める割合は、30.1%。
2 月−109,648トン(2.8%)
・国産品は、73,532トン(2.2%)と前年同月をわずかに上回る。
・輸入品は、36,116トン(4.2%)と 3 カ月連続で前年同月を上回る。
2月の家計消費量−409g/人(8.9%)
・10年6月以降は、12月を除き前年同月を上回って推移。10年度累計では、2.8%
増。
1月の加工仕向肉量−24,727トン(▲3.9%)。
・国産品は、7,243トン(▲11.5%)と5カ月連続で前年同月を下回る。輸入品は、
17,484トン(▲0.3%)と 6 カ月ぶりに前年同月を下回る。
2 月−73,924トン(▲35.5%)
・輸入品在庫は、10年12月に17カ月ぶりに6万トンを割り、引き続き低水準。2
月は57,139トン(▲42.0%)。
2月−413円/kg(▲8.8%)
・と畜頭数の減少や需要増から堅調に推移した前年同月をかなり下回る。
・量販店の特売需要等もあり、前月よりも値を上げる。
3月(速報値)−440円/kg(3.3%)
・と畜頭数の減少や大手食肉会社の買入れ等もあり、月央に低下する等の波はあ
ったが、おおむね400円/kg台で推移。
2月 冷凍品「うで」−397円(▲1.2%)
11月 冷同 「もも」−410円(▲3.8%)
・うでは、10年 6 月をピークに低下傾向。
・ももは、 8 年10月以降、前年同月を下回って推移。
2 月米国産「ロース」−680円/kg(▲12.4%)
・ 9 年10月以降、前年同月を下回って推移。
・現地価格の低下等から12月、1月は636円/kgまで下がったが、2月は値を上げ
た。
2 月デンマーク産「ばら」−491円/kg(▲16.8%)
・ 9 年11月から16カ月連続で前年同月を下回る。
・月毎にみると、090年 4 月の757円をピークに、ほぼ毎月値を下げる。
豚肉の輸入動向調査等の掲載について
豚肉価格は、基本的には国内生産の季節変動に伴い周期的な変動を繰り返して
いますが(図11)、冷蔵品の輸入動向に左右される傾向があります。
昨年12月から1月にかけての豚肉卸売価格の低迷の一因としては、輸入冷蔵品
豚肉の約7割を占める米国産豚肉が現地価格の値下がりを受け、ロース等の輸入
量が増えたことが影響しているとみられています(図12、13)。
農畜産業振興事業団では、需要に見合った安定的な豚肉輸入が行われ、豚肉価
格の安定が図られるよう豚肉の輸入見込み数量を公表することとしました。
畜産の情報(国内編)の中では、豚肉の輸入見込み数量を公表します「豚肉の
月別輸入動向調査」(図2のコメント欄)。
また、畜産物市況週報では、@肉豚生産出荷予測(図1のコメント欄、農林水
産省)とA輸入見込み数量に基づき、「豚肉の月別輸入動向調査」(参考1)と
「豚肉の短期需要見通し」(参考2)を併せて掲載することとしました。
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