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トピックス／生乳の需給構造の概要（平成10年度見込み）
2 月−655,290トン（▲1.1％）
・北海道は前年同月を0.6％上回ったが、都府県は飼養頭数の減少等から2.3％下
回る。全体では9年4月以降、概ね前年同月を下回って推移。
・10年度累計では、0.9％減。
北海道：２月−26.2kg（▲0.4％）
都府県：２月−26.2kg（0.0％)
３月−26.4kg（0.0％、速報値）
・北海道は９年８月以降、前年同月を上回って推移。10年9月以降伸びが鈍化し、
11月以降は下回る月が多い。
・都府県は９年９月以降伸び悩み、概ね前年並みで推移。10年11月以降わずかに
前年同月を上回ったが、2月は前年並み。
2 月−377,130 トン（▲1.9％）
・ 9 年10以降、ほぼ前年同月を下回って推移。10年度累計では1.9％減。
・飲用牛乳の生産が減少傾向である一方、はっ酵乳等の生産は引き続き増加傾向。
飲用牛乳のうち加工乳は、9年11月以降前年同月を下回って推移し、2月は56,0
62kl（▲6.3％）。
2 月−299,747kl（▲2.4％）
・ 8 年 8 月以降、概ね前年同月を下回って推移し、2月もわずかに下回る。
・10年度累計では2.7％減。
２月−乳飲料 83,887kl（▲0.3％）
はっ酵乳 54,601kl（21.3％）
・消費者の健康志向、メーカーの栄養強化タイプを中心とした積極的な商品開発
等を背景に、9年10月まで両アイテムとも2桁の伸び。
・乳飲料は、前年同月をわずかに下回り、10年度累計でも1.8％増と伸びが鈍化。
・はっ酵乳は、５カ月連続で前年同月を10％以上回り、好調。10年度累計では10
.6％増。
2 月−270,508トン（0.3％）
・10年10月以降前年同月を下回って推移したが、２月はわずかに上回る。10年度
累計では0.7％増。
・チーズ生産量は2年ぶりに前年同月を下回り、8,773トン（▲3.5％）。10年度累
計では6.2％増。うち直接消費用ナチュラルチーズは1,202トン（4.8％）、10年
度累計では7.1％増。
・生クリーム等生産拡大促進事業の効果等から伸びてきたクリームは、10年度前
半は伸びが鈍化したが、２月は6,519トン（26.1％）と大幅な伸び。10年度累計
では4.2％増。
２月の生産量−14,953 トン（▲9.0％）
・９年11月以降、前年同月を上回って推移するも、10年９月以降は脱脂濃縮乳の
仕向け増等から下回る。
・10年度累計では2.3％減。
・推定出回り量は14,500トン（▲8.2％）。推定期末在庫量は、45,900トン（▲11
.0％）と前年同月をかなり下回る。
・事業団は、11年度カレントアクセス分のうち脱脂粉乳10,800トンについて、２
月25日に入札を実施、全量落札。
2 月−13,643円／ 25kg（▲0.6％）
・9年4月以降、ゆるやかな値下がり傾向。
・2月は9円下げたが、安定指標価格（13,090円／25kg）を4.2％上回る。
２月の生産量−6,752トン（▲7.7％）
・９年６月以降、概ね前年同月を上回って推移したが、10年10月以降はクリーム
生産量の伸び等から下回る。
・10年度累計では0.8％増。
・推定出回り量は5,700トン（▲9.3％）。推定期末在庫量は30,500トン（25.0％）
と前年同月を大幅に上回る。
２月−989円／kg（▲0.4％）
・９年11月以降10年６月まで8カ月連続993円で推移。生産量、在庫量の増加を反
映し、7月に2円下げ、以降9月まで同水準。
・10月以降、生産量は前年同月を下回ったものの、引続き在庫量が高水準である
こと等から、10、11月と各1円下げ、以降4カ月間同価格。
生乳の需給構造の概要（平成10年度見込み）
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