1月−27,747トン(5.3%)
・7年以降、基調としては減少傾向であったが、10年6月からおおむね前年同月を
上回って推移。
・11年度累計では、2.6%増。
・枝肉重量は、各品種ともほぼ前年並み。
1月の和牛−40,833頭(4.2%)
乳牛−54,747頭(6.3%)
・和牛のうち、去勢は3.3%、めすは4.9%前年同月を上回った。11年度累計では、
去勢は1.6%減、めすは0.7%増。
・乳牛のうち、去勢は10年6月以降おおむね前年同月を上回って推移。めすは、
ほぼ一貫して前年同月を下回って推移してきたが、11月以降上回り1月は7.6%
増。11年度累計では、去勢は4.4%増、めすは0.9%増。
1月−51,286トン(▲2.7%)
・冷蔵品は0.3%下回る。冷凍品は4.2%下回る。
・11年度累計では、冷蔵品は5.1%増、冷凍品は5.9%減、合計で0.9%減。
輸入見込数量(事業団調べ)
1月の米国産−25,060トン(▲0.5%)
・冷蔵品は3.9%増。11年度累計では5.4%増
・冷凍品は2.8%減。11年度累計では3.4%減。
豪州産−22,942トン(▲6.2%)
・冷蔵品は4.0%減となり、11年度累計では5.3%増。
・冷凍品は8.1%減となり、11年度累計では11.6%減。
1月−81,382トン(10.7%)
・輸入品は、2.7%減となり、11年度累計では2.1%減。
・国産品は、前年が低水準であったことから34.7%増となり、11年度累計では3.3
%増。
1月−239g/人(▲2.2%)
・9年12月以降は、消費支出が低迷する中で、おおむね前年同月を下回って推移。
・11年度累計では、0.9%減。
1月−99,659トン(7.5%)
・国産品は6.8%増の13,002トン。
・輸入品は、7.6%増の86,657トン。
1月−1,112円/kg(10.9%)
・長引く消費不振の影響等から10年1月以降前年同月を下回って推移していたが、
10月に22カ月ぶりに上回り、以降上回って推移。
1月のA5−2,391円/kg(▲2.2%)
・3カ月連続で前年同月を下回る。
A3−1,517円/kg(▲4.5%)
・20カ月連続で前年同月を下回る。A2は、10年1月以降、前年同月を下回って推
移したが、10月から4カ月連続で前年同月を上回る。
1月の乳去勢B2−714円/kg(26.6%)
・26カ月ぶりに前年同月を上回った10月から4カ月連続で前年同月を上回る。
F1 去勢B3−1,233円/kg(0.8%)
・20カ月ぶりに前年同月を上回る。B2は、11年9月以降5カ月連続で前年同月を上
回る。
1月の米国産冷蔵リブアイロール1,747円/kg(▲4.8%)
・13カ月連続で前年同月を下回る。
豪州産冷蔵グラス・フルセット−468円/kg(▲8.2%)
・ほぼ一貫して前年同月を下回って推移。
1月の頭数−32,625頭(0.9%)
・母牛頭数の減少等から、基調としては前年同月比で減少傾向で推移。
・11年度累計では、前年並み。
1月の価格−401千円(3.3%)
・10年9月以降、ほぼ前年を上回って推移。
1月の子牛価格−69千円(0.2%)
・28カ月ぶりに前年を上回る。
ヌレ子価格−26千円(45.9%)
・9カ月連続で前年同月を上回った。
1月の子牛価格−143千円(▲7.4%)
・枝肉価格の低下、取引頭数の増加等から低水準で推移。
10年4月に20万円を割り込み、低下基調で推移していたが、9月以降上昇の兆し。
ヌレ子価格−64千円(8.0%)
・子牛価格の低下、取引頭数の増加等から、低水準で推移。3カ月連続で前年同
月を上回った。
11年の牛肉の輸入量、過去最高を記録
暦年ベースで牛肉の輸入量を見ると、セーフガードの発動や牛海綿状脳症
(BSE)、腸管出血性大腸菌O157の影響から輸入量が減少した平成8年を除き、
関税率の低下、円高の進展、また消費の拡大等から一貫して、増加傾向で推移し
ており、11年の牛肉の輸入量は672,729トンと、前年を2.2%上回り、過去最高を
更新した(図15)。
内訳を見ると、冷蔵品は、米国産が5.1%、豪州産が6.8%といずれも増加し、
合計では5.7%増加した。一方、冷凍品は、米国産が1.7%増加したが、豪州産は
6.7%減少し、合計では1.1%減少した。冷蔵品の割合は、10年の47.9%から11年
は49.6%に増加した。これは、円高が進展したことから、より高品質な冷蔵品へ
と転換が図られたものと考えられる。
冷蔵品牛肉の輸入量を部位別に見ると、ロインは一貫して減少しているのに対
し、ばらは、9年以降増加傾向で推移している。ロインのステーキカットから低
価格のばらにシフトしていることがうかがえる。
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