7〜9月−620,187トン(▲0.5%)
・引き続き、減少傾向にあり、前年同期をわずかに下回る。
・今後の生産指標となる10月のえ付け羽数は8,635千羽(2.2%)と5カ月連続で前
年同月を上回る。農林水産省統計情報部のひな出荷見通しでは、前年同月比で、
11年11月10%、12月0%、12年1月は▲4%。(11月上旬聞き取り)
10月−8,839トン(▲10.0%、殻付き換算)
・卵黄粉、全卵粉、卵白粉の減少から前年同月をかなり下回る。
10月−205円/kg(13.3%)
・特売需要が増加したこと等から、引き続き前年同月をかなり上回る。
・標準取引価格189.71円/kgで、補てんはなし。
11月−214円/kg(10.3%)
・外食、特売需要が増加してきたこと等から、引き続き前年同月をかなり上回る。
・標準取引価格201.15円/kgで、補てんはなし。
10年度の家計消費割合は前年同で推移
鶏卵の10年度の家計消費割合は、前年度と同じ52.8%(0.0%)となった。(畜
産局推計)
10年度の一人1日当たり消費量は、54.5g(▲1.4%)で5年度の56.4gをピークに
引き続き減少を続けている。うち家計消費は28.8g(▲1.4%)、業務・加工用25.
7g(▲1.5%)であり、業務・加工用の消費割合は47.2%(0.0%)であった。
月ごとに見ると、1人当たり家計消費量は、9年8月以降減少傾向で推移し10年度
計は10,498g(▲1.5%)。しかし、11年2月以降、徐々に回復基調にあり、11年度
累計(4〜10月)では、10月にやや減少したものの、6,069g(0.0%)と前年同期並
み。
10年度は特にSEによる食中毒報道の影響等を受け減少したが、11年度は賞味期
限等表示の徹底等から、消費者の不安感も軽減し、前年同月を上回る月も多くな
っている。
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