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トピックス／乳用牛飼養頭数は2.8％減、未経産牛で目立つ減少
4月−735,962トン （2.5％）
・北海道、都府県とも1頭1日当たり平均泌乳量が前年同月を上回って推移してい
ること等から、北海道は2.7％、都府県は2.4％といずれも上回る。全国では6
カ月連続で上回る。
北海道：４月−26.9kg （1.1％）
都府県：４月−27.7kg（4.9％）
５月−27.6kg（4.5％、速報値）
・北海道は、5カ月連続で前年同月をわずかに上回る。
・都府県は、11年8月以降前年同月を上回って推移し、5月の速報値でも同様の傾
向。
4月−393,328トン（▲1.1％）
・10年11月以降、前年同月をほぼ下回って推移。
・飲用牛乳の生産が減少傾向である一方、乳飲料の生産は引き続き増加傾向。飲
用牛乳のうち加工乳は、9年11月以降前年同月を下回って推移し、4月は60,297
kl（▲4.3％）。
4月−306,776kl（▲2.6％）
・9年10月以降、おおおむね前年同月を下回って推移。
４月−乳飲料 102,094kl（0.2％）
はっ酵乳 60,828kl（▲6.8％）
・消費者の健康志向、メーカーの積極的な新商品投入等を背景に、両アイテムと
も11年度はおおむね前年を上回って推移した。
・乳飲料は前月に続き伸びが鈍化し、前年並み。
・はっ酵乳は、前月に続き前年同月をかなり下回る。
4月−334,232トン （7.3％）
・6カ月連続で前年同月を上回る。
・チーズ生産量は11,517トン（3.6％）で、うち直接消費用ナチュラルチーズは
1,359トン（19.1％）と大幅な伸び。
・クリーム生産量は、5,773トン（▲2.8％）と7カ月連続で下回る。
4月の生産量−19,472トン（4.7％）
・5カ月連続で前年同月を上回る。
・4月の推定出回り量は18,200トン（▲12.4％）。
・推定期末在庫量は、12年度カレントアクセス分の一部8,100トンの事業団在庫
を含め、54,000トン（20.3％）と前年を大幅に上回る。
・11年度カレントアクセス分の残り約540トンの売渡完了。
4月−13,640円／ 25kg （0.0％）
・9年4月以降、ゆるやかな値下がり傾向。
・11年9月以降8カ月連続同価格で、安定指標価格（13,090円／25kg）を4.2％上
回る。
4月の生産量−9,548トン （8.7％）
・6カ月連続で前年同月を上回る。
・推定出回り量は7,600トン（▲7.1％）と4カ月ぶりに前年同月をかなり下回る。
・推定期末在庫量は40,200トン（23.3％）と前年を大幅に上回る。
4月−957円／kg（▲2.9％）
・在庫量の増加を反映し、値下がり傾向。
・12年度の安定指標価格は、昨年度を21円下回る910円／kg となった。
・4月は前月より3円下げ、安定指標価格を5.2％上回る。
乳用牛飼養頭数は2.8％減、未経産牛で目立つ減少
農林水産省が公表した「平成１２年家畜の飼養動向について（１２年２月１日
調査）」によると、乳用牛飼養頭数は176万5千頭（▲2.8％）で、前年より5万1
千頭減少した。これは小規模飼養者層を中心とした飼養中止や未経産牛の減少等
があったことによる。
経産・未経産の区分では、経産牛が1.8％、未経産牛が4.6％といずれも前年を
下回った。北海道では5年ぶりに経産牛が前年を下回り、都府県、全国を含め、
経産・未経産のいずれもが前年を下回った（図11）。
年齢別に見ると、全国的には全ての階層で減少した。北海道では、「9歳以上」
が3.6％と最も減少し、「3〜8歳」が0.6％上回るなど更新が進む一方、都府県で
は「9歳以上」は前年並みで、年齢が下がるほど減少率が拡大し、「2歳未満」で
は7.2％とかなりの減少となった（図12）。
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