3月−95,926トン(▲2.0%)
・引き続き減少傾向で推移し前年同月をわずかに下回る。11年度累計では1,185,
148トン(▲2.2%)。
ブロイラー用ひなえ付け羽数−50,940千羽(▲1.5%)
・引き続き減少傾向で推移し前年同月をわずかに下回る。11年度累計では609,
487千羽(▲0.5%)。
・農林水産省統計情報部のひな出荷見通しでは、前年同月比で、4月▲4%、5月1
%、6月▲1%(4月上旬聞き取り)。
3月−45,629トン(24.0%)
・11年度累計では552,894(8.4%)と過去最高。
・中国産は19,392トン(30.4%)と大幅に増加。うち冷蔵品は、1,539トン(13.4
%)と引き続き増加。
・米国産は4カ月連続で減少し、タイ産、ブラジル産はともに2カ月連続して増加。
鶏肉の調製品輸入量−11,692トン(39.1%)
・引き続き高水準で推移しており、中国産等の増加からかなり上回る。11年度累
計では118,743トン(22.2%)と引き続き増加し過去最高。
3月−141,938トン(3.0%)
・11年8月以降、おおむね前年同月を上回って推移。11年度累計では1,731,933ト
ン(0.6%)。
・国産品は、97,144トン(▲0.7%)と引き続き減少傾向で推移。11年度累計では
1,183,248トン(▲2.3%)。
・輸入品は、2カ月連続で前年同月を上回り44,794トン(11.9%)。11年度累計は
輸入量の増加から548,685トン(7.3%)。
・家計消費量は、2カ月連続で前年同月をわずかに上回り298g/人(0.8%)。11
年度累計では3,545g/人(0.5%)とわずかに増加。
3月−96,466トン(6.8%)
・国産品は、10年12月を底に増加し、11年5月以降2万トン台で推移。1月以降
2万トンを割っているが、15,760トン(13.7%)と引き続き高水準。
・輸入品は、輸入量が増加傾向で推移していることから、11年4月以降前年同月
を上回って推移。3月は80,706トン(5.5%)。
・全体では、11年5月以降、前年同月を上回って推移。
3月−もも肉610円/kg(▲8.3%)
・需要の低迷等から引き続き前年同月を下回る。11年度平均では603円/kg(▲
3.8%)。
むね肉199円/kg(▲24.6%)
・輸入量の増加等の影響を受け、10カ月連続で前年同月を下回る。11年度平均で
は229円/kg(▲16.4%)と3年度連続で前年度を下回る。
4月−もも肉623円/kg(▲3.9%)
・引き続き前年同月を下回って推移。
3月−中国産もも肉250円/kg(▲26.7%)
・輸入価格の低下等から、5月以降、前年同月を下回って推移。11年度平均では
291円/kg(▲18.3%)と前年度を大幅に下回る。
米国産骨付きもも肉202円/kg(▲24.1%)
・輸入量が減少しているにもかかわらず、輸入価格の低下等から、6月以降、前
年同月を下回って推移。11年度平均では233円/kg(▲13.4%)と前年度を大幅に下回る。
11年度鶏肉輸入量は過去最高
11年度の鶏肉輸入量は552,894トン(8.4%)と8年度の551,697トンを上回り、
過去最高を記録した。
国別にみると9、10年度と大幅に減少してきたブラジル産は11年1月に変動相
場制に移行し通貨レアルが下落したことから、価格競争力を回復し、105,318ト
ン(50.3%)と前年度を大幅に上回った。
またタイ産についても、9年12月以降通貨バーツの下落から、数量を伸ばして
おり11年度は130,296トン(6.3%)となった。中国産についても、引き続き増加
し218,466トン(4.9%)となった。特に冷蔵品は16,699トン(16.4%)と大幅に
増加した。
一方、米国産は年度後半前年同月を大幅に下回って推移し、96,207トン(▲
7.5%)とかなり減少した。しかしCIF価格が上昇し競争力が落ちたわけでなく
(図8)、米国からの輸出はロシアに代って最大の仕向け先国となった香港を中
心に伸び続けている。香港向けの76%は加工経費の安い中国へ向けられている。
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