| 鶏 卵 |
| 鶏 卵 |
10〜12月−640,744トン（▲0.9％） ・引き続き、減少傾向にあり、前年同期をわずかに下回る。 ・今後の生産指標となる３月のえ付け羽数は高卵価が続いていること等から10, 169千羽（3.2％）と10カ月連続で前年同月を上回る。11年度累計では106,572千 羽（3.9％）。農林水産省統計情報部のひな出荷見通しでは、前年同月比で、 4月▲1％、5月2％、6月▲8％。（4月上旬聞き取り）
3月−9,537トン（6.8％、殻付き換算） ・全卵液、卵黄粉、卵白粉の増加からかなり上回る。 ・11年度累計では、円高等の影響を受け、119,052トン（14.9％）と前年度をかな り上回る。
3月−228円／kg（18.1％） ・232円／kgまで上げたが、産卵率の増加等から21日以降は222円／kgで推移。平 均では前年同月を大幅に上回る。 ・標準取引価格209.39円／kgで、補てんはなし。 4月−203円／kg（2.5％） ・引き続き前年同月を上回まったが、産卵率の増加等から軟調。 ・標準取引価格190.01円／kgで、補てんはなし。
| トピックス |
鶏卵は標準取引価格が補てん基準価格を下回った場合、差額の90％を生産者に 補てんする仕組みとなっている。平成12年度の鶏卵価格差補てん基準価格は、飼 料価格の値下がり等から1円／kg下げ、169円／kgとなった（承認申請中）。昨年 度に続き2年連続の値下げとなった。 近年になく卵価が低迷した10年度に比べ、11年度は賞味期限等表示の実施や食 中毒報道の減少から、卸売価格は10年度を大きく上回って推移した。補てんは6、 7、1月に実施された。 11年度の生産量は累計（4〜12月）で1,895,355トン（▲0.8％）となっている。 12年度は高卵価の影響から、ひなえ付け羽数が増加していることから、生産量は 11年度を上回って推移することが予想される。
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