鶏 肉 |
鶏 肉 |
12月−113,564トン(▲2.8%) ・需要の低迷等から、引き続き減少傾向。 ブロイラー用ひなえ付け羽数−52,019千羽(▲2.3%) ・4カ月連続で前年同月を下回る。11年度累計では459,214千羽(▲0.8%) ・農林水産省統計情報部のひな出荷見通しでは、前年同月比で、12年1月▲2%、 2月3%、3月▲2%(1月上旬聞き取り)。
11年度(4〜11月)−377,878トン(10.2%) ・輸入価格の低下等から、前年同期をかなり上回る。 ・中国産は145,021トン(1.1%)。うち冷蔵品は、10,616トン(20.5%)と大幅 に増加。 ・米国産は米国内生産の増加等から72,866トン(5.4%)。 ・タイ産は引き続き増加傾向で推移しており、88,413トン(9.4%)。 ・ブラジル産は、通貨レアルの切り下げ等から69,396トン(48.7%)と大幅に増 加。 鶏肉の調製品輸入量−4〜11月 79,610トン(22.5%) ・中国産、米国産の増加から大幅に上回る。
11年度(4〜11月)−1,150,715トン(0.1%) ・年度前半は不調だったものの、後半は輸入量が増加したこと等から、前年同期 並み。 ・国産品は、776,570トン(▲3.6%)と生産量の減少を上回って減少。 ・輸入品は、輸入量の増加等から374,145トン(9.0%)とかなり増加。 ・家計消費量は、12月は388g/人(▲0.8%)。
12月−95,167トン(18.4%) ・国産品は、10年12月を底に増加し、11年5月以降2万トン台で推移。12月は前月 に比べ約5千トン減少したものの21,962トン(66.6%)。 ・輸入品は、引き続き輸入量が増加しているとみられることから、73,205トン (8.9%)とかなり増加。 ・在庫全体では、11年5月以降、前年同月を上回って推移。
12月−もも肉646円/kg(▲6.6%) ・需要の低迷等から前年同月を5カ月連続で下回る。 むね肉211円/kg(▲29.2%) ・輸入量の増加等の影響を受け、7カ月連続で前年同月を下回る。 12年1月−もも肉652円/kg(▲5.8%) ・前月に比べわずかに値を上げたものの、引き続き前年同月を下回って推移。
12月−中国産もも肉266円/kg(▲26.5%) ・輸入価格の低下等から、5月以降、前年同月を下回って推移。 米国産骨付きもも肉213円/kg(▲24.7%) ・輸入量全体の増加等から、6月以降、前年同月を下回って推移。
トピックス |
平成11年12月に公表された「平成10年度食料需給表(速報)」(農林水産大臣 官房調査課)によると、1人・1年当たりの鶏肉の供給純食料は9.9kg(▲2.0%) となった。肉類全体では、牛肉、豚肉の増加から28.0kgと0.7%の増。しかし、 鶏肉は2年連続の減少となった。また、自給率は前年度より1ポイント減少し67% (▲1.5%)となった(図7)。 1人・1日当たりの供給たんぱく質の合計については、85.9g(▲1.6%)となっ ており、昭和40年度に比べ、34年間で10.9g、14.5%の伸びとなっている。その うち肉類は、13.8g(0.0%)と同年度に比べ8.9g、181.6%も増加。穀類からのた んぱく質摂取の減少と入れ替わる形で牛乳、乳製品とともに増加してきた。特に 鶏肉は同年度に比べ4.3g、430.0%も増加しており、肉類の中で最も伸び率が大 きい。 今年度の鶏肉生産量は引き続き減少傾向にあることから、自給率はさらに減少 することが予想される。供給純食料等については、輸入量の増加等から推定出回 り量がほぼ前年度並みで推移していることから、ほぼ前年度並みの水準になるも のと思われる。
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