2月−688,457トン (5.0%)
・北海道、都府県とも1頭1日当たり平均泌乳量が前年同月を上回って推移してい
ること等に加え、うるう年のため、北海道は6.1%、都府県は4.3%といずれも
前年同月を上回る。全国では4カ月連続で前年同月を上回る。
・11年度累計では0.6%減。
北海道:2月−26.7kg(1.9%)
都府県:2月−27.3kg(4.2%)
3月−27.4kg(3.8%、速報値)
・北海道は、4カ月連続で前年同月をわずかに上回る。
・都府県は、11年8月以降前年同月を上回り、3月の速報値でも同様の傾向。
2月−382,248トン(1.3%)
・10年11月以降、前年同月をほぼ下回って推移。2月はうるう年のため、わずか
に上回る。
・11年度累計では1.7%減。
・飲用牛乳の生産が減少傾向である一方、はっ酵乳等の生産は引き続き増加傾向。
飲用牛乳のうち加工乳は、9年11月以降前年同月を下回って推移し、2月は54,478kl(▲2.9%)。
2月−302,741kl(0.9%)
・9年10月以降、前年同月を下回って推移。
・2月はうるう年のため、わずかに上回る。
・11年度累計では2.2%減。
2月−乳飲料 95,648kl(14.0%)
はっ酵乳 54,685kl(0.2%)
・消費者の健康志向、メーカーの積極的な新商品投入等を背景に、両アイテムと
も前年を上回って推移。
・乳飲料は10年度以降伸びが鈍化したが、11年8月以降はかなりの伸び。11年度
累計では7.4%増。
・はっ酵乳は11年10月以降伸びが1ケタ台に鈍化。11年度累計では8.2%増。
2月−298,488トン (10.4%)
・2月はうるう年のため、かなりの増。4カ月連続で前年同月を上回る。11年度累
計では1.1%増。
・2月のチーズ生産量は9,943トン(13.8%)。うち直接消費用ナチュラルチーズ
は1,409トン(16.7%)と4カ月連続2ケタの伸び。
・生クリーム等生産拡大促進事業の効果等から伸びてきたクリームは、2月は
5,592トン(▲14.2%)と5カ月連続で前年同月を下回ったが、年度累計では
0.8%増。
2月の生産量−17,074トン(14.9%)
・3カ月連続で前年同月を上回る。11年度累計では脱脂濃縮乳仕向けの増加等か
ら1.5%減。
・2月の推定出回り量は16,100トン(11.4%)。
・推定期末在庫量は前月より1,000トン増加し、40,600トン(▲11.5%)。
・11年度カレントアクセス分は買入を完了し、2月末事業団在庫は1,002トン。
2月−13,640円/ 25kg (0.0%)
・9年4月以降、ゆるやかな値下がり傾向。
・11年度は、7月に1円、9月に2円下げ、以降6カ月連続同価格で、安定指標価格
(13,090円/25kg)を4.2%上回る。
2月の生産量−8,505トン (26.7%)
・うるう年分もあり、前年同月を大幅に上回る。4カ月連続で増加し、11年度累
計では前年同。
・推定出回り量は6,100トン(8.0%)と前年同月をかなりの程度上回る。11年度
累計では前年同。
・推定期末在庫量は11年8月をピークに12月までは減少。2月は2,500トン積み増
し、36,600トン(19.8%)と引き続き前年同月を大幅に上回る。
2月−962円/kg(▲2.7%)
・在庫量の増加を反映し、値下がり傾向。
・11年度は、9月まで6カ月連続で下げ、その後11月に1円、12月に5円、1月
に4円、2月に3円下げ、計24円の下げとなる。
生乳の需給構造の概要
生乳の需給構造の概要
(平成11年度見込み)
資料:「保証価格等算定説明資料(平成12年度)」(農林水産省畜産局)
注:四捨五入の関係で、必ずしも計が一致しないことがある
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