飼 料

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◇図1:配合飼料の生産量◇

1月−1,812,695トン(0.5%)

・養豚用を除き、各畜種で前年同月をわずかに上回った。
・養鶏用は、成鶏用が2.1%、ブロイラー用が0.5%といずれも上回り、全体では
 1.6%上回った。
・養豚用は、肉豚用は2.5%上回ったが、子豚用が7.1%下回り、全体では2.8%下回った。
・乳牛用は0.2%、肉牛用は2.7%といずれも上回った。


◇図2:とうもろこしの輸入価格◇

2月の輸入価格− 13,993円/トン(17.6%)

・ 為替レートが前年同月に比べ円安傾向にあること等から3カ月連続で上回る。

2月の輸入量−  810,678トン(▲14.5%)

・ 米国産は803,220トン(▲14.2%)と前年同月をかなり大きく下回り、中国産
 も6,241トン(▲46.3%)と大幅に下回った。


◇図3:配合飼料の価格動向◇

12月− 31,607円/トン(▲3.3%)

・10年4月以降、前年同月を下回って推移。12年10〜12月期の配合飼料価格は約
 1,600円値下げとなったことから、引き続き前年同月を下回る。


トピックス

4〜6月期配合飼料供給価格、引き上げ


◇図4:副原料の輸入価格(CIF)◇

全農は、全国全畜種総平均でトン当たり約600円の値上げを決定。

<最近の原料コスト動向、外国為替情勢等>
とうもろこしのシカゴ相場:米国の期末在庫率の上昇等から下落したが、今後は
強含みの予想。
副原料:大豆かすは、EUにおける狂牛病対策の代替需要期待から急騰したが、
その後南米の好天で下落し、弱含みの予想。魚粉は当面は強含みの予想。
海上運賃:年初からほぼ横ばい、今後は弱含みの予想。
為替レート:日本の株価低迷等から円安傾向の予想。

<補てんの実施>
配合飼料価格安定制度による通常補てん金1,200円/トンが交付される。なお、商
系は補てん額が異なる。

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