牛 肉・肉用子牛

牛 肉



◇図1:牛肉の生産量◇

11月−29,987トン(▲15.8%)

・12年4月以降、ほぼ前年同月を下回って推移。11月はBSEによる出荷繰延の影
 響で引き続きかなりの程度下回る。
・13年度累計では13.9%減。
・枝肉重量は、やや増加。


◇図2:牛のと畜頭数◇

11月の和牛−46,403頭(▲20.7%)
   乳牛−51,649頭(▲19.8%)

・BSEによる出荷繰延の影響で、11月も引き続き大幅に前年同月を下回る。
・和牛は、去勢、めすともにおおむね前年同月を下回って推移。
・乳牛のうち、去勢は12年4月以降、一貫して前年同月を下回る。めすも減少傾
 向で推移。


◇図3:牛肉の輸入量◇

11月−47,142トン(▲27.8%)

・冷蔵品は38.8%下回る、冷凍品は17.1%下回る。
・13年度累計では8.9%減。うち冷蔵品は6.8%減、冷凍品は10.8%減。


◇図4−1:米国からの牛肉輸入量◇

◇図4−2:豪州からの牛肉輸入量◇

11月の米国産−21,942トン(▲31.7%)

・冷蔵品は39.8%減、13年度累計では8.2%減。
・冷凍品は26.3%減、13年度累計では20.3%減。

   豪州産−22,154トン(▲26.4%)

・冷蔵品は40.7%減、13年度累計では6.5%減。
・冷凍品は4.0%減、13年度累計では4.1%増。


◇図5:牛肉の推定出回り量◇

11月−67,572トン(▲31.4%)

・国産品は、と畜頭数、枝肉生産量が減少したことから17.0%減。13年度累計
 では15.2%減。
・輸入品は、BSEの影響で消費が減退し、38.8%減。13年度累計では9.3%減。
・合計では13年度累計で11.2%減。


◇図6:牛肉の家計消費量(1人当たり)◇

11月−131g/人(▲48.5%)

・9年12月以降、消費支出が低迷する中で、おおむね前年同月を下回って推移。
・11月はBSEの影響から引き続き大幅に下回る。


◇図7:牛肉の推定期末在庫量◇

11月−136,912トン(14.6%)

・2カ月連続で前年同月を上回る。
・国産品は21,513トン(23.8%)。
・輸入品は、115,399トン(13.0%)。


◇図8:牛肉の卸売価格(東京、省令)◇

11月−689円/kg(▲41.5%)

・BSEの影響で値を下げ、引き続き前年同月を大幅に下回る。

12月−424円/kg(▲66.3%、速報値)


◇図9:牛肉の卸売価格(東京、和牛去勢)◇

11月のA5−2,100円/kg(▲13.8%)

・10年10月以降おおむね弱保合いで推移。
・11月はBSEの影響で値を下げ、引き続き前年同月を大幅に下回る。

   A3−1,190円/kg(▲23.3%)

・11月はBSEの影響で引き続き大幅に下回る。

12月のA5−2,035円/kg(▲15.6%、速報値)
   A3−991円/kg(▲38.6%、速報値)

・BSEの影響でA-5、A-3ともに大幅に下回る。


◇図10:牛肉の卸売価格(東京、乳去勢・F1去勢)◇

11月の乳去勢B2−332円/kg(▲58.1%)

・13年5月以降前年同月を下回って推移。11月はBSEの影響で引き続き大幅に下回る。

   F1去勢B3−824円/kg(▲36.8%)

・BSEの影響で3ヵ月連続で下回り11月は前年同月を引き続き大幅に下回る。

12月の乳去勢B2−147円/kg(▲82.0%、速報値)
    F1去勢B3−529円/kg(▲61.0%、速報値)

・BSEの影響で引き続き大幅に下回る。


◇図11−1:米国産牛肉の仲間相場◇

◇図11−2:豪州産牛肉の仲間相場◇

11月の米国産冷蔵リブアイロール−1,959円/kg(11.3%)

・12カ月連続で前年同月を上回る。

    豪州産冷蔵グラス・フルセット−529円/kg(24.8%)

・11カ月連続で前年同月を上回る。


肉用子牛

◇図12:肉用子牛(黒毛和種)の市場取引価格◇

11月の頭数−27,310頭(▲11.1%)

・13年度5月以降おおむね前年同月を下回って推移。
・11月はBSEの影響でかなりの程度下回る。13年度累計では4.3%減。

11月の価格−337千円(▲14.7%)

・13年5月以降7ヵ月連続で前年同月を下回る。
・11月はBSEの影響でかなり大きく値を下げる。


◇図13:肉用子牛(褐毛和種)の市場取引価格◇

11月の価格−241千円(▲3.6%)

・2カ月連続で前年同月を下回る。


◇図14:肉用子牛(ホルスタイン)の市場取引価格◇

11月の子牛価格−43千円(▲55.3%)

・11月はBSEの影響で2カ月連続で大幅に前年同月を下回る。

   ヌレ子価格−20千円(▲54.8%)

・BSEの影響で値を下げ、2カ月連続で大幅に前年同月を下回る。


◇図15:肉用子牛(F1)の市場取引価格◇

11月の子牛価格−136千円(▲30.2%)

・BSEの影響で値を下げ、2カ月連続で大幅に前年同月を下回る。

   ヌレ子価格−66千円(▲29.2%)

・BSEの影響で値を下げ、2ヵ月連続で大幅に前年同月を下回る。

◇図16:乳用牛への黒毛和種の交配状況◇

平成13年1〜3月−31.1%

・北海道16.3%、都府県42.8%

平成13年4〜6月−30.9%(中間集計)

・北海道16.8%、都府県42.0%
・乳用牛への黒毛和種の交配状況は、全国平均は増加傾向で推移していたが平成
 10年7〜9月の39.0%を最高に減少傾向となった。

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