牛乳・乳製品



◇図1:生乳生産量◇

10月−691,103トン (1.1%)

・北海道は前年同月を3.2%上回り、都府県は0.6%下回る。全国ではわずかに
 上回る。


◇図2:1 頭 1 日当たりの平均泌乳量◇

北海道:10月−27.3kg( 1.1%)
都府県:10月−26.7kg( 0.4%)
    11月−26.6kg(▲0.4%、速報値)

・北海道は、10月はわずかに上回る。 
・都府県は、13年11月以降はほぼ前年並み。11月はほぼ前年並み。


◇図3:飲用牛乳等向け生乳処理量◇

10月−446,097トン(6.0%)

・13年8月以降14年7月までおおむね前年同月を下回ったが、10月は8月以降3カ
 月連続でかなりの程度上回る。
・飲用牛乳の生産量(牛乳と加工乳の計)は、近年減少傾向で推移してきたが、
 10月は3カ月連続でやや上回る。


◇図4:牛乳の生産量◇

10月−360,988kl(7.5%)

・12年7月以降ほぼ前年同月を上回って推移してきたが、13年8月以降11カ月連
 続で下回り、7月に12カ月ぶりでわずかに上回って以降、10月も4カ月連続で
 かなりの程度上回る。


◇図5:加工乳の生産量◇

10月−37,354kl(▲22.1%)

・一貫して減少傾向で推移。
・14年9月は大幅に下回る。


◇図6:乳飲料およびはっ酵乳の生産量◇

10月−乳飲料 104,778kl(▲0.4%)
   はっ酵乳 66,110kl(19.9%)

・乳飲料は、13年7月以降7カ月連続で前年同月を上回ったが、14年2月以降7カ
 月連続で下回り、9月は前年並み。10月はやや下回る。
・はっ酵乳は、13年7月以降おおむね前年同月を上回り、10月も大幅に上回る。


◇図7:乳製品向け生乳処理量◇

10月−237,559トン(▲6.7%)

・14年8月に13カ月ぶりでわずかに下回り、10月は3カ月連続で下回る。
・主な乳製品では、バターが9月に14カ月ぶりにやや減少し、10月はさらに大
 幅に減少。
・クリームは13年10月以降6カ月連続で下回っていたが、14年4月に7カ月ぶり
 にやや上回り、10月は7カ月連続でかなりの程度上回る。


◇図8:チーズ生産量◇

10月−11,430トン (4.0%)

・10月は2カ月連続でやや増加。
・直接消費用ナチュラルチーズは、10月は1,258トン(▲7.9%)と4カ月連続
 でかなりの程度下回る。


◇図9:脱脂粉乳の需給◇

10月の生産量−12,755トン(▲0.7%)

・生産量はほぼ前年並み。
・推定出回り量は15,500トン(6.4%)。
・推定期末在庫量は14カ月連続で前年同月を上回り、10月は67,700トン(28.5
 %)。

◇図10:脱脂粉乳の大口需要者価格◇

10月−13,600円/25kg(▲0.3%)

・11年以降、ほぼ横ばいで推移。
・13年度は6月〜10月に13,638円/25kgとなったが、その後値下がりし、10月
 は13,600円。
・13年度から安定指標価格は廃止された。


◇図11:バターの需給◇

10月の生産量−5,329トン(▲16.3%)

・生産量は、13年8月以降、13カ月連続で前年同月を上回ったが、9月に14カ月
 ぶりにやや下回り、9月以降2カ月連続で10月は大幅に下回る。
・推定出回り量は、14年10月は10,900トン(31.9%)。
・推定期末在庫量は、24,900トン(▲5.7%)。

◇図12:バターの大口需要者価格◇

10月−950円/kg(0.1%)

・13年度は値上がり傾向であった。
・14年度はほぼ横ばいで推移し、10月は950円。
・13年度から安定指標価格は廃止された。

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