豚肉

◇図1:豚肉の生産量◇

8月―66,396トン(1.5%)

・と畜頭数は、前年同月をわずかに上回り1,268千頭(2.7%)。

◇図2:豚肉の平均枝肉重量(全国平均)◇

8月―74.8kg(▲0.2%)

・猛暑の影響で体重が伸びず、前年同月とほぼ同水準となった。

◇図3:豚肉の輸入量◇

8月―49,311トン(30.3%)

・SG発動直後のため、前月に比べて5.5万トン減少したものの、前年同月に比べ大幅に増加した。
・冷凍品は、米国、カナダなどが前年同月に比べかなり大きく増加し合計で34,221トン(45.1%)となった。
・冷蔵品の約7割を占める米国産が前年同月をやや上回ったことから、合計では14,952トン(5.7%)となった。

◇図4−1:米国からの豚肉輸入量◇

8月の米国産―15,711トン(9.3%)

・冷蔵品は、10,442トン(6.3%)、冷凍品は5,269トン(15.9%)と前年同月を上回った。

◇図4−2:デンマークからの豚肉輸入量◇

8月のデンマーク産―11,925トン(53.8%)

・ほぼ全体をしめる冷凍品が、前年同月を大幅に上回り11,897トン(54.0%)となった。

◇図5:豚肉の推定出回り量◇

8月―137,130トン(9.7%)

・国産品は、66,938トン(2.8%)と前年同月をわずかに上回った。
・輸入品は、70,192トン(17.1%)と、引き続き、前年同月をかなりの大幅に上回った。

◇図6:豚肉の家計消費量(1人当たり)◇

8月―451g/人(6.9%)

・牛・鶏に対する代替需要はやや落ち着きを取り戻しているものの、1月以降、値頃感のある輸入品の増加などから前年同月を上回って推移している。

7月の加工仕向肉量―38,730トン(6.7%)

・国内物は、6,986トン(1.0%)
・輸入物は、31,744トン(8.0%)。

◇図7:豚肉の推定期末在庫量◇

8月―213,054トン(11.6%)

・国産品在庫は、9カ月連続で、前年同月を下回り、17,449トン(▲10.3%)となった。
・輸入品在庫は、195,605トン(14.1%)と前年同月をかなり大きく上回った。

◇図8:豚肉の卸売価格(東京・省令)◇

8月―526円/kg(36.6%)

・と畜頭数の減少などにより堅調に推移した。

9月―504円/kg(27.9%)

・取引頭数がやや少ないためやや弱気配で推移した。

◇図9:国産豚肉の仲間相場(冷凍品)◇

8月冷凍品「うで」―460円(28.1%)
     同「もも」―487円(27.5%)

・各部位とも全般的に、前年同月をかなりの程度上回った。

◇図10:輸入豚肉の仲間相場(冷蔵品)◇

8月米国産「ロース」―720円/kg(2.0%)

・前年同月をわずかに上回った。
・ヒレを除き、米国産チルド品は前年同月を上回って推移している。

◇図11:輸入豚肉の仲間相場(冷凍品)◇

8月デンマーク産「ばら」―530円/kg(1.0%)

・前年年同月とほぼ同水準となった。
・カナダ産「ばら」については、557円/kg(7.9%)と前年同月をかなりの程度上回った。

◇図12:輸入豚肉の仲間相場(冷凍品)◇

8月カナダ産「うで」―381円/kg(22.5%)

・16年2月以降、前年同月を上回って推移している。
・米国産「うで」については、340円/kg(20.1%)となり、15年8月以降前年同月を上回って推移。
・冷凍品は、米国産ロース、ヒレ、カナダ産ヒレを除き、前年に比べ全般的に値を上げた。


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