需給動向 海外 |
2008/09年度牛肉輸出量は減少するものの、輸出額は増加の見込み |
2008年6月30日現在の肉牛飼養頭数 は前年比3.2%減の425万3千頭 ミート&ウール ニュージーランドによる2008/09年度(2008年10月〜2009年9月)の牛肉生産予測によると、 ニュージーランド(NZ)における
2008年6月30日現在の肉牛飼養頭数は前年比3.2%減の425万3千頭(見込値)となった。地域別では、北島が同2.9%減の305万8千頭、南島が同4.0%減の119万6千頭となっている。飼養頭数が減少した要因としては、北島のワイカト−ベイ・オブ・プレンティ地区およびタラナキ−マナワツ地区の主要な肉牛生産地域において干ばつとなったこと、また、南島を中心として、羊・肉牛経営から酪農などに経営転換が進んだことが挙げられている。 |
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2008/09年度の輸出向け肉牛と畜頭数は前年度比5.3%減の209万頭の見込み 2008/09年度の輸出向け肉牛と畜頭数は、前年度比5.3%減の209万頭を見込んでいる。要因としては、最近2年間、乾燥気候により、(1)東岸地域の一部において牛群の再構築が進むこと、(2)肉用経産牛頭数が減少したこと、(3)非去勢牛、去勢牛、未経産牛のとう汰が進み、その結果、2008/09年度のと畜向け頭数が減少すること−が挙げられている。なお、乳用経産牛については、2006/07年度に保留を開始した多くの未経産牛が2008/09年度に搾乳期を迎えることから、高齢となった廃用牛のとう汰が進むとみている。
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2008/09年度の牛肉輸出量は前年度比3.5%減、輸出額は前年度を上回る見込み 2008/09年度の牛肉輸出量は、前年度比3.5%減の35万1,400トン(船積重量ベース)を見込んでいる。また、輸出額(FOB、牛肉および牛副産物)は、同6.4%増の23億7千万NZドル(1,375憶円:1NZドル=58円)と前年度を上回ると予測している。
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