EU加盟候補国の家畜頭数調査結果を公表



牛、豚ともにポーランドが最多

 EU統計局(Eurostat)は先般、EU加盟候補国(トルコを除く)の家畜頭数調査
結果(2001年12月現在)を公表した。

 牛飼養頭数は、ポーランドが550万頭で最も多く、既加盟国も含めると、7番目
に位置付けられる。(1〜6番目は、フランス:2,030万頭、ドイツ:1,410万頭、
イギリス:1,020万頭、イタリア:740万頭、アイルランド:650万頭、スペイン
:630万頭の順となっている。)

 豚飼養頭数もポーランドが1,750万頭で最も多く、既加盟国も含めると、ドイ
ツ:2,580万頭、スペイン:2,350万頭に次いで3番目に位置付けられる。

 加盟候補国の合計頭数は、牛では既加盟国全体の約20%、豚では約30%に相当
している。

 その他の家畜の国別最多頭数については、羊はルーマニアの770万頭、ヤギは
ブルガリアの67万5,000頭となっている。

 ここ数年間で頭数が大きく変化している国もあり、早ければ2004年に見込まれ
るEU加盟に向けた、各国の今後の動向が注目される。






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