フィードロット、トップ20を発表        ● 豪 州



2年ぶりにフィードロット上位20社を発表

 豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)はこのほど、昨年のフィードロット上位20
社を発表した。93年に初めて行われたこのランキング発表は、以後、98年、99年
にも実施され、今回は2年ぶりの4回目となるものである。

 ランク付けは2001年(暦年)における出荷重量(推定枝肉重量)と収容能力に
基づき(出荷重量と収容能力の重み付けは2:1)会社単位で行われたが、第1位
は米国資本のオーストラリア・ミート・ホールディングス(AMH)社で、4施設合
計で6万トンを超える出荷量を記録するとともに、93年以来のトップの座を堅持
した。

 第2位には、日系資本のオーキィ・ホールディングス社が単一施設としては最
高位に入り、第3位には同じく日系資本のロックデール・ビーフ社が続き、それ
ぞれ1つずつ順位を上げた。

 そのほか、上位陣では、第4位がエルダース社、エルダース社から1施設(Goon
oo Feedlot)を買収したオーストラリアン・アグリカルチュラル・カンパニーズ
(AACo)社が第5位で登場し、マヨラ・フィードロット社とスミスフィールド・
フィードロットが大きく順位を上げている。


豪ドル安と豪州産牛肉への強い需要による記録的な牛肉生産

 上位20社を前回99年と比較すると、2001年における豪ドル安と豪州産牛肉への
強い需要による記録的な牛肉生産を背景に、全体で33%増の86,577トンも出荷重
量を増加させている。中には50%を超える出荷増を記録したフィードロットが6
社もあった。

 収容能力については、前回と比較すると約3.3%増と大きく増加はしなかった
が、稼働率は、2001年末現在で86%と高い水準を示し、90%を超える稼働率を9
社で記録したとされる。この高い稼働率については、日本の牛海綿状脳症(BSE
)発生による影響が反映し、年末において出荷が滞留したものとMLAでは推測し
ている。

 仕向け先については、過去着実に増加してきた国内市場向けは前回の33%から
34%とさほど大きな変化は見られず、国内と輸出の市場シェアは維持された。

 なお、MLAでは、輸出向けの飼養管理面について言及しており、短期肥育(100
〜150日)と長期肥育(200〜300日超)が2つのフィードロット生産システムとし
て実施されていたと推定している。






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