フエゴ島は、南米大陸の南端に位置する南米最大の島(主島の面積4万8,187km2)で、マゼンラン海峡とドレーク海峡の間に位置し、ウシュアイアという世界最南端の町も有している。 この地域はパタゴニアに属し、羊の飼養頭数が多いが牛の飼養も振興しており、今回はその飼養形態などについて紹介する。 なお、南緯42度以南は口蹄疫ワクチン不接種清浄地域として国際獣疫事務局(OIE)からも承認されているが、フエゴ島の場合、西側がチリ領、東側がアルゼンチン領と分割されており、かつ飛行機または船でしか移動できない状況となっている。
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