LIPC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


8年4月23日号(通巻239号)


BSE続報:各国で関連対策始まる (full story)

【ブラッセル駐在員 東郷 行雄 4月18日発】 EU緊急農相理事会の合意を 受けて、EU各国でBSEに対する関連対策が始まった。域内の牛肉市場の混乱 を回避するための第1回目の介入買い入れでは合計で約9千2百トンの買い入れ が決定したほか、オランダでは、イギリス産子牛6万4千頭のと畜処分計画がス タートした。


飼料穀物輸入の途、遠のくか? (full story)

【シドニー駐在員 鈴木 稔 4月18日発】 豪州のフィードロット関係者が求 めてきた未処理の輸入穀物の国内輸送は、昨年4月に豪州検疫検査局(AQIS) がガイドラインを公表し、防疫上の安全性確認試験を経て実現される予定となっ ていたが、ここにきて、アンダーソン第一次産業大臣が試験中止の意向を表明し、 実現の雲行きが怪しくなってきた。


農業関連雇用、増加傾向で推移 (full story)

【デンバー駐在員 堀口 明 4月18日発】 米国商務省(USDC)の発表に よれば、米国の農業関連雇用は増加傾向で推移しており、75年と92年の比較 では28%の増加となっている。また、この間に新たに生まれた4300万の全 体の雇用増のうち、約11%が農業関連雇用の増加によるものとなっている。


鶏肉価格低迷、やっと回復へ (full story)

【シンガポール特派員 末國 富雄 4月18日発】 マレーシアのフェスティバ ルシーズンを例年になく低い水準で推移した鶏肉価格は、需要期が過ぎた3月中 旬にはキロ約65円(生体、生産者価格)にまで価格を下げた。その後、生産者 や政府の対策が効果を発揮しつつあり、4月上旬にはほぼ生産コスト見合いとい われる水準まで価格を戻してきている。


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