週報第253号

LIPC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成8年8月6日号(通巻253号)


豪州のフィードロット飼養頭数、引き続き減少(full story)

【シドニー駐在員  鈴木  稔  8月2日発】 先ごろ、豪州フィードロット協会
(ALFA)が発表したフィードロット調査の結果によれば、6月末のフィード
ロット飼養頭数は3月末に比較して18%減の35万6千頭となった。9月末に
はさらに13.5%の減少が見込まれており、予想された通り日本市場を中心と
する厳しい市況を反映したものとなった。


EU96年度農産物政策価格パッケージ (full story) 【ブラッセル駐在員 池田 一樹 7月31日発】 EU農相理事会は7月24 日、6月から持ち越されていた96年度の農産物政策価格パッケージに合意した。 これにより、政策価格に加え、季節性是正奨励金の変更などが合意された。なお、 牛肉分野については、大幅な消費減少への対策パッケージを今後検討することと なった。
USDA、肉牛・牛肉取引情報の提供内容を拡充(full story) 【デンバー駐在員 堀口 明 8月1日発】 米国農務省(USDA)は、7月 31日、食肉加工処理企業の寡占化により、公正な肉牛取引が阻害されていると する肉牛生産者などからの訴えにより、設置された諮問委員会の答申に答える形 で、肉牛・牛肉価格などの畜産物取引情報の提供内容を大幅に拡充する計画を発 表した。
シンガポールの農業生産が拡大 (full story) 【シンガポール特派員 末國 富雄 8月1日発】 シンガポールは、国内で消 費する食糧の90%以上を外国からの輸入に依存している。しかし、国内の農業 生産がなくなったわけではなく、最近では逆に、極めてシンガポール的な方法で の農業生産の拡大努力が行われている。
元のページへ戻る
www.lin.gr.jp