LIPC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


1996年1月9日号(通巻224号)


豪州の農産物輸出、対前年比8.6%増 (full story)

【シドニー駐在員 石橋 隆 1月5日発】 豪州農業経済資源局(ABARE)は、先般、 95/96年度(7〜6月)における主要農産物の生産及び輸出見通しを発表した。これに よれば、農産物の輸出金額は対前年比8.6%増の212億豪ドルに達すると見込まれており、 一部に干ばつ被害の余波は残るものの全般的には明るい見通しとなっている。


良好が見込まれる96年米国農業 (full story)

【デンバー駐在員 堀口 明 1月4日発】 米国農務省経済調査局(ERS)は、「農業 観測」の中で、96年の米国農業の見通しについて触れ、景気の拡大による国内需要の増大 と農産物貿易自由化の進展による輸出の拡大などにより、96年は米国農業にとっておおむ ね良好な年になるとの見方を示した。


イギリス型食生活の現状 (full story)

【ブラッセル駐在員 東郷 行雄 1月4日発】 健康的な食生活の実現は、成人病予防の 面からも、個人や国にとって大きな関心事項の一つである。イギリスでも、成人ばかりでな く若年層の偏った食生活が問題となっており、国による理想的な食生活の目標が掲げられて いる。


非加工農産物の全面合意、棚上げ (full story)

【シンガポール特派員 末國 富雄 1月4日発】 ASEAN域内での非加工農産物の関 税削減計画は、12月にバンコクで開催された第5回ASEAN首脳会議では、全面的合意 に至らなかった。ただ、関税化が実施可能な品目については、各国それぞれの削減計画に基 づき、今年1月1日から開始されることとなった。米など調整の困難な品目は、今後さらに 交渉が継続される。


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