LIPC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成8年6月4日号(通巻244号)


BSEとフランス産牛肉(full story)

【ブラッセル駐在員 東郷 行雄 5月30日発】 フランスでは、今回のBS
E問題を契機に実施された調査で、フランス産牛肉が外国産牛肉に比べより信頼
度が高いという調査結果が発表された。しかし、一方では、新たに導入されたフ
ランス産牛肉を表示するラベルが、外国産牛肉を差別するものとして輸出国から
不満が出ている。

米国の農業生産性、着実な伸びを示す (full story) 【デンバー駐在員 堀口 明 5月30日発】 米国農務省の経済調査局(ER S)は、48年から93年までの米国農業の生産性の伸びを分析した報告を行っ た。この期間の農業生産性の年平均伸び率は1.8%となっており、民間非農業 部門の生産性の伸び率1.1%を上回るものとなっている。
96年3月末の家畜飼養頭数 (full story) 【シドニー駐在員 石橋 隆 5月30日発】 豪州統計局(ABS)は、先ご ろ、96年3月末時点の家畜飼養頭数(暫定値)を発表した。これによれば、肉 用牛頭数は2362万2千頭(対前年比2.7%増)、乳用牛頭数は289万1千 頭(同5.5%)と増加したのに対し、豚および羊頭数は減少した。
最近のインドネシアの畜産物消費動向(full story) 【シンガポール特派員 山田 理 5月30日発】 インドネシアでは、順調な 経済成長に伴い畜産物の消費が急速に拡大している。鶏肉や鶏卵などの生産拡大 は進んでいるものの、牛肉や乳製品については、需要の伸びに生産が追いつかず、 輸入が増大しており、特に牛肉の輸入量の増加が近年著しい。
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