週報第258号

LIPC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成8年9月10日号(通巻258号)


EUの牛乳乳製品、消費拡大キャンペーン(full story)

【ブラッセル駐在員  池田  一樹  9月4日発】 EUにおける牛乳乳製品の消
費拡大キャンペーンの現状と今後の方向が発表された。これによると、これまで
のキャンペーンでは、スポーツ関係などのイベント活動での成果が大きく、今後
はこの方面の拡大を図ることとしている。

肉牛生産者、加工処理などで大手パッカーに対抗(full story) 【デンバー駐在員 堀口 明 9月4日発】 米国のグリックマン農務長官は、 8月30日、クリントン政権の一連の肉牛生産者支援対策の一環として、肉牛生 産者が組織する牛肉の加工処理と市場開発を行う農業協同組合に対し、ノースダ コタ州農務省を通じて7万5,000ドルの助成を行うと発表した。
豪州農家の負債総額は180億豪ドル(full story) 【シドニー駐在員 石橋 隆 9月5日発】 豪州農業資源経済局(ABARE) によれば、95年6月末時点の農家の負債総額は、約180億豪ドル(1兆5, 300億円)と過去最高を記録した。その主な理由としては、長期にわたる千ば つ被害、牛肉や羊毛の価格低迷によって農家の収益性が悪化し、短期の借入金が 増加したことなどを挙げている。
飼料業界、大豆ミールの関税割当枠を拡大要求(full story) 【シンガポール特派員 山田 理 9月5日発】 タイでは、国内需要の高まり を受けて大豆ミールの輸入が増加しており、関税割当数量83万トンのうち、既 に60万トンが輸入されたと見込まれている。こうした中で、飼料業界は、政府 に対し、飼料原料の関税割当枠の拡大を強く要求している。飼料価格の高騰、ひ いては鶏肉価格の高騰につながる問題だけに、政府の対応が注目されている。
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