ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成9年8月5日号(通巻301号)


イギリスにおける動物愛護の状況(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 7月31日発】このたび、イギリスの調査機関
が消費者を対象に畜産物を購入する際の動物愛護意識について調査結果をとりまと
めた。それによると、動物愛護は畜産物を選定する際の重要な関心事項の一つであ
るとしている。


米、地方裁判所が食鳥の検査制度は不公平と判決(full story) 【デンバー駐在員 藤野 哲也 7月31日発】 連邦地方裁判所は、米農務省 (USDA)の食鳥検査制度が、洗浄・冷却の過程で食鳥のと体重が水分の吸収に より増加することを認めているのは、他の食肉の取扱いと比べて不公平であるとの 判決を下した。これにより、USDAは何らかの対応を迫られることになるとみら れる。
新技術の導入が進む豪州の酪農産業(full story) 【シドニー駐在員 鈴木 稔 7月25日発】 豪州酪農家にとって、生産性向上のた めに、新技術の導入、経営管理の改善は重要課題となっているが、先頃、豪州農業 資源経済局(ABARE)が実施した調査によれば、パーラーでの搾乳効率の向上 が進む一方、コンピューターの普及度も高まり、経営管理の方法も近代化されてき ている。
交雑種利用が進むインドネシアの地鶏卵生産(full story) 【シンガポール駐在員 山田 理 7月31日発】 インドネシアでは、鶏肉、鶏卵 が畜産物消費の中心となっている。なかでも中小農家が庭先で飼養している地鶏は、 肉、卵ともに高値で取り引きされ、農家の貴重な収入源の一つとなっている。最近、 地鶏の卵生産に、外来の卵専用種との交雑種が普及し始め、生産性が向上している。
元のページへ戻る
www.lin.gr.jp