ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成9年7月22日号(通巻299号)


家畜輸送車輌の設備要件を提案(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二  7月17日発】 EU委員会は、長時間にわた
る家畜輸送を制限する規則に関して、輸送時間制限を緩和する際の追加要件を提
案した。この追加要件では、輸送車輌の設備等に関する事項が定められている。

米国の食料品の約4分の1が小売段階以降で廃棄(full story) 【デンバー駐在員 藤野 哲也 7月17日発】 米農務省(USDA)は、この ほど米国における小売・家計消費・外食の段階で全食料品の実に約4分の1に当た る約963億ポンド(約437億トン)が廃棄されているという推計結果を発表し た。この報告の中でUSDAは、食料品の有効活用の重要性を強調している。
進展するキャトルケアの普及(full story) 【シドニー駐在員 鈴木 稔 7月15日発】 豪州農業資源経済局(ABARE) の調査によれば、キャトルケアを中心とした肉牛の農場段階の品質管理(QA)シ ステムの普及は、豪州全体で5.9%となり、さらに、現在QAに取り組んでいな い農家のうち、約30%が今後1年以内の取り組みを予定しているなど、普及進展 が見込まれている。
露呈したマレーシアの牛肉需給の問題点(full story) 【シンガポール駐在員 山田 理 7月17日発】 マレーシアで、牛肉の小売り 価格が上昇している。これは、国内消費量の6割を占めるインド産牛肉の価格上 昇によるものと見られている。今回の問題で、インド1国に依存するマレーシア の牛肉需給体制の構造的な弱さが、露呈された結果となった。
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