ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成9年3月25日号(通巻283号)


EU、96年の農業収入は引き続き上昇(full story)

【ブラッセル駐在員 東郷 行雄 3月20日発】 欧州統計局は、このほど96
年農業収入の速報値を発表した。これによると同年の農業収入はEU15カ国平
均で前年を4.8%上回り3年連続しての上昇となったほか、過去20年間で最
高の水準となった。



 米国、学校給食プログラムにヨーグルトを追加(full story) 【デンバー駐在員 藤野 哲也 3月20日発】 米国農務省(USDA)は、先 ごろ、学校給食プログラムにおいて、4月7日からヨーグルトを食肉の代替食品 として認めることを発表した。これに対して、食肉関係団体は大きな影響がない ものと見ているが、ヨーグルトがダイエット食品として一般的となりつつあるこ とを証明した結果となった。
豪州、第一次産業大臣が食肉関係団体再編案発表(full story) 【シドニー駐在員 鈴木 稔 3月19日発】 昨年来検討が続けられていた豪州 の食肉関係団体の再編に関して、18日、アンダーソン第一次産業大臣が、豪州食 肉畜産公社(AMLC)および食肉研究公社(MRC)の業務を引き継ぐ生産者に よる会社組織の設立、食肉産業評議会(MIC)の解散などを骨子とする連邦政府 としての再編案を発表した。
タイ、鶏肉輸出振興策を活発に展開(full story) 【シンガポール駐在員 末國 富雄 3月19日発】 タイ産鶏肉の日本市場依存 度は依然として非常に高いものの、今年に入ってEU、カナダ、豪州への輸出開始 あるいは拡大の動きが活発となっている。相手国の衛生基準をクリアすることが条 件となるが、タイのブロイラー業界は、このような過程を通じて鶏肉品質の向上と 国際競争力の確保を図り、タイ輸出産業活性化の一翼を担いたい考えである。
元のページへ戻る
www.lin.gr.jp