ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成9年10月14日号(通巻311号)


EU委員会が製造物責任の強化を提案(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 10月 9日発】EU委員会は、10月2日
これまで農産物では加工品のみに適用していた無過失製造物責任を肉および牛乳
といった一次的な農産物にも拡大し適用することを提案した。これは、消費者の
食品の安全性に対する関心の高まりに対応した動きとみられる。


カナダの米国への生体豚輸出急増の背景(full story) 【デンバー駐在員 藤野 哲也 10月8日発】 近年、カナダの米国への生体 豚輸出が急増しているが、この影響で、カナダのパッカーの稼働率は、50〜 60%にまで落ち込んでいるといわれている。このことから、米国との競争力を 獲得するためには、カナダのパッカーの再編・整備が必要不可欠であるとみられ ている。
豪州連邦政府、包括農業政策を発表(full story) 【シドニー駐在員 鈴木 稔 10月8日発】 豪州連邦政府は、かねてより各種農 業・農村政策の見直しを検討してきたが、先頃、これらを取りまとめた形で、総 額5億豪ドルの包括的な政策パッケージを発表した。
タイの鶏肉調製品、アジア市場へ輸出拡大の動き(full story) 【シンガポール駐在員 外山 高士 10月 9日発】 タイでは、鶏肉調製品の 輸出が拡大傾向で推移しているが、鶏肉加工業者の中には、最近の通貨バーツ安 を鶏肉調整品の輸出拡大の絶好のチャンスと捉え、新たな第3市場の開拓として、 香港やシンガポール等へ輸出を活発化させる動きがみられる。
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