ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成10年4月28日号(通巻336号)


オーガニック酪農家の経営状況(full story)

【ブラッセル駐在員 池田 一樹 4月23日発】1996/97年度のデンマ
ークのオーガニック農家の経営調査が取りまとめられた。酪農経営について、従
来型の経営と比較すると、乳価、コストおよび農業所得は、いずれもオーガニッ
ク経営が上回っている。ただし、従来型の経営を上回る農業所得の大半は補助金
額に相当している。


USDA、殻付き卵の再包装の禁止を発表(full story) 【デンバー駐在員 藤野 哲也 4月23日発】 米農務省(USDA)は、今般、 USDAが格付けした殻付き卵を再パックして販売することを禁止すると発表した。 規則の具体的内容については、今後発表されるが、この措置は、イースターを前に 放映されたあるテレビ番組が引き金となった。
セーフミート委員会が始動(full story) 【シドニー駐在員 野村 俊夫 4月21日発】 シドニーに政府および食肉業界関 係者が参集し、「第1回セーフミート委員会」が開催された。同委員会は、政府の 「2001年に向けた食肉産業戦略計画」の具体策の一環として発足するものであり、 豪州食肉の安全性の確保を通じ、食肉産業の国際競争力を向上させることが期待さ れている。
鶏卵に価格統制の動き(マレーシア)(full story) 【シンガポール駐在員 外山 高士 4月23日発】 鶏卵価格の高騰が続くマレ ーシアで、鶏卵を新たに価格統制品目に指定する動きが見られている。国内取引・ 消費者行政省が試験的に実施したものであるが、養鶏農家などからは、上昇する生 産費に見合わない上限価格の設定などを理由に、導入反対の声が出ている。
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