ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成10年5月12日号(通巻337号)


オランダの豚頭数削減に関する法案が成立(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 5月7日発】オランダ議会では、このたび、
2000年までに国内における豚の飼養頭数を25%削減する法案が可決され、
成立した。これは、環境問題の一つとなっている家畜排せつ物の削減を主な目的
とした対策である。


USDA、農村地域開発対象事業を発表(full story) 【デンバー駐在員 本郷 秀毅 5月7日発】米農務省(USDA)は4月27日、 96年農業法に基づく農村地域開発事業の補助対象事業を発表した。これによれば、 農村地域社会の生活の質を改善するための調査・教育事業に対して、USDAは3 千1百万ドル(約40億円)以上の助成措置を講じるとしている。
豪州:食肉業界新団体の骨格決まる(full story) 【シドニー駐在員 藤島 博康 5月7日発】 現行の食肉関係3団体(特殊法人) の再編については、昨年3月にアンダーソン第一次産業大臣が再編案を示して以来、 生産者部門やと畜加工業部門など業界のセクター別代表6団体と政府による調整が 続いてきたが、4月27日、再編後の基本的な骨格について合意がなされた。
低コストを模索するマレーシアの畜産(full story) 【シンガポール駐在員 伊藤 憲一  5月 7日発】マレーシアでは、通貨の下落 に伴って上昇した生産コストの低減および経済危機の打開を図るため、家畜の主要 な飼料である輸入トウモロコシなどを、国産品若しくは他の国産作物で代替するた め、政府などの主導による、さまざまな低コスト生産の試みが行われ、輸入の削減 に努めている。
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