ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成10年9月1日号(通巻353号)


イギリスで牛結核病防止に向けて新たな試み(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 8月27日発】イギリス政府は、このたび、牛
結核病の感染源として疑いの高い野生のアナグマについて、その関連性を解明する
ための試験を実施すると発表した。同国では、年間数百頭の牛結核病の発生が確認
されており、大量発生を未然に防止するための対策の一つとしている。


米国、食品安全性確保体制の評価報告書を公表(full story) 【デンバー駐在員 本郷 秀毅 8月27日発】全米科学アカデミー(NAS)は 8月20日、連邦および州政府による食品の安全性確保体制に関する調査報告書を 公表し、現行の食品安全性確保に関する法律や組織の見直しなどを勧告した。これ を受けて、クリントン大統領は、同政権内に「食品安全性に関する大統領協議会」 を設置した。
豪州、肉牛の先物取引を検討(full story) 【シドニー駐在員 藤島 博康 8月27日発】現在、豪州では、肉牛生産者の 販売リスク軽減を目的に、生体牛の先物取引市場への上場が検討されているが、 このほど、その骨格となる肉牛の価格指標に関する報告書が発表された。今回の 報告書をたたき台に、今後1年以内の上場を目指し、運営委員会で検討される。
98年上半期の家きん生産額は大幅増、フィリピン(full story) 【シンガポール駐在員 伊藤 憲一 8月27日発】フィリピン農業統計局が公 表した統計によると、98年上半期の家畜および家きんの生産額は、前年同期比 3.5%増および16.4%増となり、家きん部門が大幅な増加となった。しか し、下半期の生産高は、生産コスト増などにより、前年同期を下回ると見込まれ ている。
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