ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成10年9月8日号(通巻354号)


遺伝子組み換え大豆食品などへの表示が始まる(full story)

【ブラッセル駐在員  池田  一樹 9月3日発】EUでは、今週から、遺伝子組み
換え大豆あるいは同トウモロコシを使用した食品への表示が開始された。本年5月
に決定された表示規則が施行されたもので、既に数多くの関連食品が流通している
現在、流通、小売業者はその対応に懸命になっている。


カナダ、生体牛輸入に関する規制緩和策を発表(full story) 【デンバー駐在員 藤野 哲也 9月3日発】米・カナダ間の北西部パイロット・ プロジェクトが実施されてまもなく1年が経過する中、先般、カナダ農業・農産食 料省(AAFC)は、米国北西部2州からの生体牛輸入に関する更なる規制緩和措 置を発表した。米国は、今回の措置により、生体牛のカナダ向け輸出頭数が増加す るものと期待している。
97/98年度の州別生乳生産量が確定(full story) 【シドニー駐在員 野村 俊夫 9月3日発】豪州では、97/98年度(7〜6 月)の州別生乳生産量の確定値が公表された。これによると、昨年来、主要生産州 が厳しい干ばつに見舞われたにもかかわらず、各州で史上最高を記録する結果とな った。
飼料価格の値下げを検討(タイ)(full story) 【シンガポール駐在員 外山 高士 9月3日発】 タイでは、政府が定める配合 飼料価格の値下げを検討する動きが見られているが、その是非をめぐって政府内で 意見が分かれている。国内生産量の減少と、飼料の輸入価格が下げ止まりの傾向を 見せているのがその原因であるが、政府は、畜産業の今後の方向を決める、難しい 局面を迎えている。
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