ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成11年2月2日号(通巻373号)


増産が期待されるイギリスのオーガニック食品(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 1月28日発】イギリスのブラウン農業水産食糧
大臣は1月上旬、オーガニック食品認証団体であるソイル・アソシエーションの会合
で、オーガニック食品の国内生産を今後も支援していくことを表明した。今後、同国
におけるオーガニック食品の増産が期待される。


カナダ、rBSTの販売承認を却下(full story) 【デンバー駐在員 本郷 秀毅 1月28日発】カナダ厚生省は1月14日、生乳生 産を増加させる合成牛成長ホルモン(rBST)のカナダ国内での販売を承認しない 意向であると発表した。この発表を受けて、rBSTの製造・販売業者であるモンサ ント社は、判断の基礎となった報告書は間違いだらけだと非難するなど、米国にもそ の波紋を広げている。
政府が豚肉業界支援対策を発表(豪州)(full story) 【シドニー駐在員 野村 俊夫 1月29日発】政府は、22日、豚肉業界の支援パッ ケージを発表した。当該対策は、昨年提出された生産性委員会の答申を踏まえてまと められたものであるが、従来からの対策に養豚を廃業する生産者への補償金支給を盛 り込んだのみの消極的な内容となっており、生産者からは一斉に落胆と非難の声が上 がっている。
鶏卵輸出の減少等により生産減少の予測(タイ)(full story) 【シンガポール駐在員 外山 高士 1月28日発】タイの鶏卵業界団体は、99年 における鶏卵の生産、消費など需給動向予測を発表した。これによると、輸出価格の 上昇による国際競争力の低下から輸出量が減少し、このために生産量もかなり減少す るものとみられている。
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