ALIC/WEEKLY

週報「海外駐在員情報」


平成11年2月9日号(通巻374号)


イギリスで食品エージェンシー設立に向けた動き(full story)

【ブラッセル駐在員 井田 俊二 2月4日発】イギリス政府は、1月27日、同国
における食品の安全性に関する一定基準の確保を主な目的とするフード・スタンダー
ド・エージェンシーの設立に関する法律の草案を公表した。今後、約2カ月の意見聴
取期間を経て正式な法案として議会に提出される予定である。


米、ロシアへ鶏肉5万トンの追加食糧援助を発表(full story) 【デンバー駐在員 藤野 哲也 2月4日発】グリックマン米農務長官は、2月3日、 鶏肉5万トンおよび種子1万5千トンのロシアへの追加食糧援助に合意したと発表し た。また、先に合意した300万トンの食糧援助についても最終決着が図られたこと から、2月から輸出が本格的に開始されることとなった。
NZDB、組織改革案を発表(full story) 【シドニー駐在員 藤島 博康 2月4日発】1月27日、ニュージーランド・デイ リー・ボード(NZDB)は、@新組織体系の構築、A業界振興事業の見直し、B新 たな根拠法の策定の3つを柱にしたNZDB改革案を発表した。政府側は、最終的な 決断は業界の手中にあるとしており、NZDBをめぐる規制緩和議論はいよいよ大詰 めを迎えた。
タイ、99年の豚肉輸出は拡大の見込み(full story) 【シンガポール駐在員 伊藤 憲一 2月4日発】香港政府は、ベータ・アゴニスト の残留により輸入を制限していたタイ産豚肉の検査が強化されるとして、今般、その 制限を解除することとしている。また、過去にトラブルで輸入を中止していたシンガ ポールも、タイ産豚肉の輸入を開始する運びとなるなど、99年の同豚肉の輸出は拡 大が見込まれている。
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