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◎イギリスの酪農・乳業団体、政府への提言を公表(full story) 【ブリュッセル駐在員 関 将弘 平成17年5月11日発】 イギリスの酪農・乳業に関する組織であるデイリー・UK (Dairy UK)は先ごろ、「前進―イギリスの酪農・乳業の指針」と題する酪農・乳業界における課題、 目標などを掲げた包括的な文書を公表した。この文書は、EUやイギリス政府の今後の政策に関する提言であり 、イギリスの酪農・乳業界が直面している課題を克服するためには、今後とも政府との密接な協力関係および政 府の支援が必要であるとしている。また、これは、業界の今後の戦略を併せて示すものとなっている。 ○従価税換算方式の合意を歓迎
◎米国、カナダのBSE発生の疫学的再調査結果を発表(full story)【ワシントン駐在員 道免 昭仁 平成17年5月11日発】米国農務省動植物検査局(USDA/APHIS)は4月29日、 2003年5月以降北米で確認された4例のBSE患畜牛に関する疫学的な再調査の結果を発表した。再調査により 、4つの事例に共通するBSE暴露の原因の可能性、これら以外のハイリスク牛が現在米国内に存在している可 能性およびカナダからの飼料が米国内の牛へのBSE暴露を生じさせる可能性に対する検証が行われた。
◎フィードロット飼養頭数、最高記録を更新(豪州)(full story)【シドニー駐在員 井上 敦司 平成17年5月9日発】 豪州フィードロット協会(ALFA)は5月9日、豪州 食肉家畜生産者事業団(MLA)との共同調査による四半期ごとの全国フィードロット飼養頭数調査結果を発表 した。これによると、2005年3月末時点の総飼養頭数は85万6千頭と、飼養頭数の最高記録を更新した。このう ち日本向けは約52万頭、韓国向けは約4万頭といずれも過去最高となった。飼養頭数の増加要因については、A LFAでは、北米でのBSE発生の影響に加え、豪州全土で再び拡大しつつある干ばつの影響も指摘している。
◎食品輸出のロードマップを作成(タイ)(full story)【シンガポール駐在員 木田 秀一郎 平成17年5月13日発】 食品の輸出振興により「世界の食卓」となることを目 指しているタイでは、現在、国家開発計画に沿って農産物生産振興に関するロードマップを作成中であり、この 筆頭に輸出用鶏肉調製品の生産振興が挙げられている。各国とのFTA協議が進展する中、輸出振興品目を中心 に食品の安全性確保や輸出目標数量の策定などについて関係各省で調整が行われている。
◎バイオテクノロジー特許料支払い問題に合意(南米)(full story)【ブエノスアイレス駐在員 横打 友恵 平成17年5月10日発】4月28〜29日にパラグアイのアスンシオンにおいて南米 南部農牧審議会(CAS)が開催され、バイオテクノロジー製品の特許料徴収に関する農業大臣宣言が採択された。 これによると、技術所有者への対価は、種子購入時における支払いであることが確認された。 ○ブラジル農務省、GMトウモロコシの輸入手続を決定