★ 事業団便り


特産畜産物フェア、盛況に終わる


 畜産振興事業団は、神奈川県川崎市の財団法人日本食肉流通センターにおいて、
10月29日から31日まで、平成5年度屋外型特産畜産物フェア(首都圏型)を第12回
部分肉フェアと同時開催しました。

 昨年は、梅雨明け直後の、小中学生が夏休みに入った7月24日〜26日に開催しま
したが、今年は、気候の良い秋に行いました。

 29日(金)は、農林水産省畜産局長はじめ多くの来賓を迎えて、開会式が挙行さ
れ、畜産局長からは「牛肉の自由化により国産の畜産物は全般に厳しい状況となっ
ている。この二つのフェアを通じて大いに国内畜産物を知っていただき、需要拡大
を図ってもらいたい」との言葉がありました。

 初日の入場者は、平日にもかかわらず、昨年並みの入場者(約8千人)がありま
した。

 翌30日(日)は、雨天にもかかわらず、予想を上回る入場者(約1万4千人)が
あり、特産畜産物フェアのテント内は、雨を避けた来場者で混み合い、試食・試飲
のおかげか、出展品によっては、かなり売れて、在庫がなくなったところもでまし
た。

 最終日の31日(月)は、昨日の雨も上がり秋晴れの一日となりました。好天に誘
われて、昨年を大きく上回る3万人の来場者があり、屋外型の特徴を生かして行わ
れた家畜ふれあい広場やポニー乗り場は、家族連れでにぎわいました。また、フェ
アの恒例になったバーベキュー、牛の丸焼き等には、長蛇の列ができました。テン
ト内のショーケースも、お昼頃には、「完売御礼」の札を出す出展者が出ていまし
た。

 フェア3日間の来場者は、昨年(45,000人)を大きく上回り、52,000人と大盛況
のうちに、また、大きな事故もなく無事終えることができました。

 ご来場の皆様、どうもありがとうございました。また、3日間、特産畜産物のPR
販売にあたられた方々、どうもご苦労さまでした。

(企画情報部)


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