★ 事業団便り


2万6千人の来場者でにぎわった
'94特産畜産物フェア


 畜産振興事業団は、小田急百貨店新宿店において、3月23日から28日までの6
日間、「'94特産畜産物フェア」を開催しました。

 このフェアは、今年で3年目となりましたが、時期と場所が同じであることか
ら、12万6千273人と前年を13%上回る来場者でにぎわいました。

 今回は、24道府県から58者の出展があり、それぞれ丹精をこめた製品が展示・
即売されました。会場に設けられた「美味!ちくさん茶屋」では、自慢の品々の
試食・試飲を行い、また、イベントコーナーでは、毎日4回、「ちくさんクッキ
ング」を開催し、畜産物を使った料理を来場者に紹介しました。そのうち1回は、
「お国自慢・味じまん」と称して、各地の畜産物料理を紹介しました。

 各出展者は、展示・即売で自社の商品をPRし、販路の拡大を期待していると
思いますが、事業団としても、新しい企画で、食品のバイヤーに対して宣伝を行
ったところ、フェアの開催中や開催後に、問い合わせや資料要求があり、これを
機会に出展者の販路が拡大することを願っています。

 来場者の購買状況をみると、顧客を確保し、ダイレクトメール等で案内をした
出展者の売上が高く、また、特色や値ごろ感のある商品を販売しているところが
良く売れていたようです。「新鮮で、安全な、そして何よりもおいしい」ものを
求める消費者の目は、ますます厳しくなっています。また、景気の回復が遅れて
いる現在、「本当に必要なものを、必要なだけ」購入する消費者が多数を占めて
いました。これらの姿に接し、出展者の方にも何らかの得るものがあれば、主催
した事業団としても意義があったと考えております。

 この場を借りまして、ご来場いただいた方々に、御礼申し上げますとともに、
出展者の方々、関係各位のご協力により、このフェアが無事終了しましたことに
感謝いたします。


(企画情報部)

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