飼 料

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◇図1:配合飼料の生産量◇

1月の生産量−1,929,470トン (5.6%) 

・1月の価格引き下げを前に、 生産が減少した12月分が上乗せされ増加

・生乳増産等から乳牛用が3.4%、 出荷体重の増加が見られる肉豚用が12.0%前
 年同月を上回る

◇図2:とうもろこしの輸入量◇

2月の輸入量−789,007トン(▲19.8%)

・年度累計(8年4月〜9年2月)では▲3.9%。最大の輸入先の米国が▲5.3%、
 量は少ないもののアルゼンチンからの輸入量が、122,934トン(91.1%)と増
 加

・とうもろこしの代替えとなるこうりゃんは年度累計で15.9%増

◇図3:配合飼料の価格動向◇

12月の配合飼料工場渡価格 (全畜種加重平均) −40,257円/トン (19.2%) 

・8年7月をピークに下落傾向にあるものの、 依然前年同月を大幅に上回って推
 移

・とうもろこしのシカゴ相場が強含み、 大豆油かす等副原料価格の上昇や円安等
 もあり、 配合飼料価格は4−6月期についてトン当たり1,600円の引き上げ


トピックス
とうもろこしの輸入価格

◇図4:とうもろこしの輸入価格◇

2月の輸入価格−20,318円/トン (14.7%) 

 7年夏以降、 シカゴ相場上昇、 円安進行等からほぼ一貫して上昇した。 8年夏
以降、 米国のとうもろこしの生産拡大からシカゴ相場は下落し、 輸入価格も11月
以降低下した。 

 最近は堅調な需要等を背景にシカゴ相場は強含み、 さらに円安進行等から2月
の輸入価格は前月より172円上昇している。 


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