５月−103,813トン (▲1.2％)
・２カ月前のえ付け羽数が前年同月を下回っていること等から､ ２月以降前年同
月比マイナス
ブロイラー用ひなえ付け羽数−５千225万羽 (▲2.1％)
・農水省統計情報部の出荷見通しでは６月１％､ ７月▲４％､ ８月▲４％ (前年
同月比､ ６月上旬聞き取り)
５月−47,288トン (3.4％)
・ブラジル産が急増 (92.7％) したこと等から､ 前年同月を上回る
・中国産は20,075トン (6.2％)､ うち冷蔵品は1,431トン (38.6％)と引き続き高
い伸び
・米国産は7,525トン (▲39.1％)､ 前年同月を大幅に下回る
５月−143,492トン (▲3.6％)
・国産品は､ 在庫水準が高かったこと､ また卸売価格が前年同月を下回ったこと
もあり､ ４カ月ぶりに前年同月を上回る
・輸入品は33,608トン (▲23.6％) と７年２月以来､ ２年３カ月ぶりの低い水準
５月−112,857トン (13.8％)
・８年10月以降､ 前年同月を上回って推移
・輸入品､ 国産品､ いずれも前年同月を上回る
５月−もも肉577円／kg (▲4.6％)
・例年価格が上昇する時期であるが､ 高水準の在庫､ 競合する冷蔵品輸入量増加
等から８年８月以来９カ月ぶりの低い水準
むね肉321円／kg (3.9％)
・加工・業務向け需要の好調等から､ 13カ月連続で前年同月を上回る
５月−中国産もも肉323円／kg (▲2.1％)
・３カ月ぶりに前年同月を下回る
米国産骨付きもも肉263円／kg (▲1.9％)
・輸入量は絞られているが､ ２月以降前年同月を下回って推移
・むね肉は､ 中国産､ タイ産ともに前年同月の約３割高
18年ぶりに６億羽を割った出荷羽数
農水省 ｢平成８年食鳥処理場調査結果｣ によると､ ブロイラーの出荷羽数は５
億９千956万羽 (▲1.1％) と昭和53年以来18年ぶりに６億羽を割った｡ １羽当た
りの処理重量は６年から７年にかけて2.64kgから2.69kgと増加したが､ ８年はほ
ぼ前年並みとなったため､ 全処理重量は161万トン (▲1.3％) となった (図７)｡
出荷羽数減少の要因として､ 輸入量が増加したこと､ 出荷戸数が小・中規模の
農家を中心に減少したことがあげられる｡ 加えて､ 規模拡大が進んでいる中で､
ひなの供給がタイトであったこと等から､ 30万羽以上の階層の一戸当たり出荷羽
数が前年を下回ったことも影響している｡
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