● 11月の主要5都市の入荷量
前年同月をやや下回る
11月の主要5都市の入荷量は、 3万872トンであった (▲4.7%、 図1)。
今後の生産指標となる11月の採卵用めすのひなえ付け羽数は、 829万4千羽(▲
1.5%、 図2) で、 前年同月を下回った。
● 11月の輸入量
前年同月をやや上回る
11月の輸入量は9千151トン (4.0%、 殻付き換算、 図3) であった。
マヨネーズ等の原料となる卵黄 (粉以外) の輸入量は、 43.2%増と急増し、 8
年度累計 (4月〜11月) でも、 前年同期に比べて11.1%増となっている。
● 11月の卸売価格
3カ月連続で200円を超える
11月の卸売価格は、 入荷量が減少した一方で、 年末に向けての加工メーカーの
手当てが活発となったこと等から、 214円/kg (0.0%、 東京、 全規格平均、 図4)
となり、 3カ月連続して200円/kgを超えた。
標準取引価格は205円/kgと補てん基準価格 (168円/kg) を上回ったため、 鶏
卵価格安定対策事業による補てんは行われなかった。
12月は、 年末需要が本格化したこと等から、 月間平均266円/kg (東京、 全農、
M) となった。
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