飼 料

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◇図1:配合飼料の生産量◇

7 月−1,930,431トン(▲0.1%)

・肉豚用、肉牛用はそれぞれ、4.6%、5.5%と増加傾向続く。
・鶏肉生産が減少しているブロイラー用は、4.3%減と減少傾向続く。


◇図2:とうもろこしの輸入価格◇

8 月−17,923円/トン(2.6%)

・9年4月以降、シカゴ相場は大幅に下落しているものの、円安等から前年同月
 をやや上回る。


◇図3:配合飼料の価格動向◇

6 月の配合飼料工場渡価格(全畜種加重平均)−38,550円/トン(▲1.7%)

・ 4 月からの価格引き下げ(全農、約1,500円/トン)により、引き続き前年同
 月を下回る。

・特例として4〜 6 月期は、配合飼料価格安定制度による補てん(450円/トン)
 が継続された。

((前期補てん額2,400円)−( 4 〜 6 月期引き下げ額1,500円))
× 1 / 2 =450円


トピックス

配合飼料価格、平均2,600円/トン下げ


◇図4:とうもろこしと副原料の輸入価格(CIF)◇

 10年10〜12月期の配合飼料価格について、全農は全国全畜種総平均トン当たり
約2,600円値下げすることを決定した( 9 月21日)。

 背景には、@とうもろこしのシカゴ相場は、主要輸出国の豊作に加え、アジア
での需要減から弱含み、A大豆油かすは主要輸出国の大豆の豊作やアジアの需要
減から下落、B為替は円安傾向にも修正の動きがあること等がある。

 10〜12月期の価格は、前年度末価格を下回ることから、配合飼料価格安定制度
による補てんは行われない。


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