-
トピックス／11年度の生産量は前年をわずかに下回る見通し
10～12月－641,491トン（▲2.7%）
・卸売価格の下落等から、 4 月以降前年同月を下回る。
・今後の生産指標となる12月のえ付け羽数は7,826千羽（▲3.7%）。
1 月－11,678トン（38%、殻付き換算）
・12月の輸入量が大幅に減少したこともあり、卵黄粉、全卵粉を中心に大幅に増
加。
1 月－159円／kg（1.9%）
・ 2 カ月連続で、前年同月を上回る。
・標準取引価格149.95円／kgで、 5 カ月ぶりに補てん（22円／kg）を実施。
2 月－190円／kg（▲5.0%）
・量販店の特売等が減少していること等から、前年同月を下回る。
・標準取引価格188.15円／kgで、補てんはなし。
11年度の生産量は前年をわずかに下回る見通し
２月26日、全国鶏卵需給調整会議（主催：農林水産省畜産局）が開催され、11
年度の鶏卵生産見通し（平成10年11月調査）が報告された。
それによると､11年度の生産量は、2,478,620トン（▲1.6%）と２年連続で減少
し､250万トンを割る見込み。鶏卵の需要量は、地域別では、生産量の少ない北陸、
沖縄が前年度を上回るほかは、各地域で下回る見通し。
10年度は生産の減少を上回って需要が減少し、価格は下落した。関連団体から
は、①安全性のPR、②需給動向に一層の注意を払い需要に見合った生産を行うこ
と等について意見が出された。
元のページに戻る
月報「畜産の情報(国内編）の目次に戻る