11月−102,833トン（0.9％）
・ 9 カ月ぶりに前年同月をわずかに上回る。
ブロイラー用ひなえ付け羽数−48,085千羽（1.6％）
・14カ月ぶりに、前年同月をわずかに上回る。
・農林水産省統計情報部のひな出荷見通しでは、前年同月比で、12月▲11％、
11年 1 月▲ 9 ％、2 月は▲12％の見通し。（12月上旬聞き取り）
11月−46,615トン（17.7％）
・国内生産が減少傾向にあること等から、前年同月を大幅に上回る。
・中国産は、 3 カ月ぶりに前年同月を上回り、17,950トン（1.1％）。
・米国産は、ロシア向け輸出の停止等から日本向けが増加し､10,573トン(12.5％)。
・タイ産は、バーツ安等から、引き続き大幅増の10,550トン（39.3％）。
・ブラジル産は、現地価格の低下等から 6,815トン（45.1％）と大幅に増加。
11月−149,051トン（2.8％）
・ 8 カ月ぶりに前年同月をわずかに上回る。
・国産品は、 3 カ月ぶりに前年同月を上回り107,094トン（5.7％）。
・輸入品は、やや下回る41,957トン（▲4.0％）。
・家計消費量は、 9 年 9 月以降、減少傾向で、11月は302g／人（▲1.6％）。
11月−93,251トン（▲12.4％）
・国産品は、15,591トン（▲5.4％）とやや減少。
・輸入品は、９年７月以降前年同月を下回って推移し､77,660トン（▲13.7％）。
・在庫全体では、 9 年 8 月以降、前年を下回って推移。
11月−もも肉675円／kg（8.0％）
・需給が締まってきていること等から、引き続き前年同月を上回る。
むね肉292円／kg（6.6％）
・生産の減少等から、 2 カ月連続で前年同月を上回る。
12月−もも肉691円／kg（▲0.7％）
・ 8 カ月ぶりに前年同月を下回る。
11月−中国産もも肉371円／kg（22.4％）
・国内生産が減少傾向にあること等から引き合いが強く、 3 月以降前年同月を
上回る。
11月−米国産骨付きもも肉281円／kg（9.8％）
・ 5 カ月連続で前年同月を上回る。
最も食べられている惣菜は鶏のから揚げ
季節別食肉消費動向調査（10年 6 月調査、（財）日本食肉消費総合センタ
ー）によると、調査期間中に食肉（牛、豚、鶏、挽肉）を利用した惣菜を購入
した世帯は全体の49％、そのうち鶏肉の惣菜を購入した世帯は61％と他の食
肉に比べ最も多かった。一方、食材として鶏肉を購入した世帯は71％と最も低
く、減少傾向で推移している。メニューとしては、惣菜においても家庭内での
調理においても、から揚げが最も多い（表 1 参照）。
総務庁の家計調査でも、テーブルミートとしての鶏肉の購入数量（全国 1 人
当たり）は減少傾向にあり、10年累計では前年同期の3.7％の減、購入金額も
4.2％減少している。
鶏肉の消費構成割合は、業務用、外食用が58％（平成 9 年）と非常に高い。
から揚げを代表とするように、家庭で調理するよりも、惣菜や弁当などの調理
品、冷凍食品などの半調理品での購入が増加していると考えられる。
表 1 食肉、惣菜の購入状況
資料：（財）日本食肉消費総合センター「季節別食肉消費動向調査−第39回消
費者調査−」
注：食肉については10年 6 月の 1 週間、惣菜については 1 カ月間を調査
期間としている。
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