飼 料

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◇図1:配合飼料の生産量◇

10月−2,093,744トン(▲3.5%)

・10月からの配合飼料価格の引き下げにも関わらず、引き続き前年同月を下回る。
・養鶏用は成鶏、ブロイラー用ともに引き続き減少。
・養豚用は子豚用は減少、肉豚用は引き続き増加。
・乳牛用は減少、肉牛用も11カ月ぶりに減少。


◇図2:とうもろこしの輸入価格◇

11月−13,106円/トン(▲23.3%)

・シカゴ相場が弱含みで展開していること等から、前年同月を大幅に下回る。


◇図3:配合飼料の価格動向◇

9月の配合飼料工場渡価格(全畜種加重平均)−38,466円/トン(▲1.5%)

・ 7 〜 9 月期の配合飼料価格は据え置かれ、 60 カ月連続で前年同月を下回る。


トピックス

配合飼料価格、平均1,500円/トン下げ


◇図4:とうもろこしと副原料の輸入価格(CIF)◇

 11年 1 〜 3 月期の配合飼料価格について、全農は全国全畜種総平均トン当
たり約1,500円値下げすることを決定した(12月21日)。

 背景には、・とうもろこしのシカゴ相場は、米国の豊作から引き続き低水準
で推移していること、・大豆油かすは米国の大豆の豊作やアジアの需要減から
下落していること、・為替は前期と比較して円高で推移していること等がある。

  1 〜 3 月期の価格は、前年度末価格を下回ることから、引き続き配合飼料
価格安定制度による補てんは行われない。


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