牛乳・乳製品



◇図1:生乳生産量◇

1月−707,250トン(0.2%)

・生乳生産量は北海道が前年同月を2.9%上回ったが、都府県が1.9%下回り、全
 国では17カ月ぶりに上回った。


◇図2:1頭1日当たりの平均泌乳量◇

北海道:1月−27.2kg(2.3%)
都府県:1月−27.2kg(0.0%)
    2月−27.3kg(▲0.7%、速報値)

・北海道は、1月はわずかに上回る。 
・都府県は、11年8月以降、おおむね前年同月を上回って推移したが、10月以降
 はほぼ前年並み。2月の速報値はほぼ前年並み。


◇図3:飲用牛乳等向け生乳処理量◇

1月−383,308トン(▲3.7%)

・12年7月以降加工乳による食中毒事故の影響もあり、需要が牛乳へシフトした
 こと等から、13カ月連続で前年同月を上回ったが、13年8月以降6カ月連続で
 下回る。
・飲用牛乳の生産量(牛乳と加工乳の計)は、近年減少傾向で推移してきており、
 14年1月は4.3%減。


◇図4:牛乳の生産量◇

1月−300,770kl(▲3.8%)

・12年7月以降ほぼ前年同月を上回って推移してきたが、13年8月以降6カ月連
 続でやや下回る。
・13年度累計では、1.9%減。


◇図5:加工乳の生産量◇

1月−41,657kl(▲8.2%)

・一貫して減少傾向で推移。
・12年7月以降1年間落ち込みが目立った。
・14年1月もかなりの程度下回る。
・13年度累計では、12.7%減。 


◇図6:乳飲料およびはっ酵乳の生産量◇

1月−乳飲料     91,870kl(0.6%)
   はっ酵乳 51,116kl(0.0%)

・乳飲料は、13年7月に14カ月ぶりに前年同月を上回り、以降7カ月連続で上回
 る。
・はっ酵乳は、13年7月以降おおむね前年同月を上回り、14年1月は前年並み。


◇図7:乳製品向け生乳処理量◇

1月−315,993トン(5.3%)

・13年8月に14カ月ぶりで前年同月を上回り、以降6カ月連続で上回る。
・主な乳製品では、バターが増加。
・クリームは13年10月に13カ月ぶりに下回り、以降4カ月連続で下回る。


◇図8:チーズ生産量◇

1月−8,494トン(▲7.1%)

・1月はかなりの程度下回る。
・13年度累計では2.0%減。
・直接消費用ナチュラルチーズは1,145トン(▲4.0%)とやや下回る。13年度累
 計では2.4%減。


◇図9:脱脂粉乳の需給◇

1月の生産量−16,518トン(▲3.3%)

・生産量は5カ月ぶりに前年同月を下回る。
・推定出回り量は10,200トン(▲17.8%)。
・推定期末在庫量は5カ月連続で上回り、1月は65,600トン(31.1%)。


◇図10:脱脂粉乳の大口需要者価格◇

1月−13,631円/25kg(0.0%)

・9年4月以降、ゆるやかな値下げ傾向で推移。
・13年6月に7円上昇し、以降5カ月連続で10月まで同価格。11月に4円値下がり、
 12月に2円値上がり、1月は5円値下がる。
・13年度から安定指標価格は廃止された。


◇図11:バターの需給◇

1月の生産量−9,667トン(24.4%)

・生産量は、13年8月に12カ月ぶりに前年同月を上回り、以降6カ月連続で
 上回る。
・推定出回り量は、11カ月連続で前年同月を上回り、14年1月は5,900トン(20.2
 %)。
・推定期末在庫量は、25,200トン(▲30.1%)。
・2月13日に13年度カレントアクセス分の残りとして3,640トンの買入入札を実
 施し、全量落札。

◇図12:バターの大口需要者価格◇

1月−950円/kg(1.5%)

・13年に入り値上がり傾向。
・10月〜12月は3カ月連続で同価格。14年1月は1円値上がる。
・13年度から安定指標価格は廃止された。

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